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PT-FRQ50J発売のお知らせ

緻密な映像表現で細部まで忠実に再現
立体感と質感あふれる映像体験を届ける1チップDLP® 4Kプロジェクター
PT-FRQ50J ロゴ

品名 1チップDLP®プロジェクター
品番 PT-FRQ50J
光出力 5,200 lm*1
解像度 4K(3840 x 2160 ドット)*2
外形寸法*3 横幅 498 x 高さ 168 x 奥行 492 mm[暫定]

質量*4

約16.5 kg[暫定]
本体希望小売価格 オープン価格
発売月 2022年1月

パナソニック株式会社は、豊富な4Kラインアップを拡充し、1チップDLP®プロジェクターPT-FRQ50J(5,200 lm)を2022年1月より発売いたします。


開発の背景

近年、絵画や彫刻などの文化財をデジタル化し展示する演出が注目を集めるとともに、学校・企業においても、CAD図面や鑑賞教材を投写する際、細部まで視認できる高精細な4Kへのニーズが高まっています。こうしたニーズに応えるため、当社は4Kラインアップを拡充し、5,200 lm、4K(3840 x 2160)解像度のPT-FRQ50Jを開発いたしました。本製品は、2軸画素シフト技術「クワッドピクセルドライブ」により、繊細で滑らかな4K(3840 x 2160)解像度を実現。当社独自の「リッチカラーエンハンサー」も搭載することで、色味の微妙なニュアンスまで描き出すことができます。また、240 Hz / 1080p入力時、8 ms以下の遅延に対応*5し、動きの速いコンテンツもスムーズに表示。「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア*6」はアップグレードキットを予め本体に内蔵しているなど、柔軟性にも優れ、自由度の高いシステム構築が可能です。

主な特長

1. 4Kならではの繊細で滑らかな映像表現
2. 優れた柔軟性と高いシステム構築力
3. メンテナンスの手間を抑える高信頼設計


区切り線

1. 4Kならではの繊細で滑らかな映像表現

美術作品や図面を細部まで忠実に再現できるPT-FRQ50Jは、画素を垂直・水平方向に高速にシフトさせる「クワッドピクセルドライブ」を搭載し、精細で奥行きのある4K(3840 x 2160)解像度を実現。「クワッドピクセルドライブ」による4K映像は、DMDチップの特性を活かした精緻な映像表現と、滑らかさを兼ね備え、絵画の繊細なタッチから図面の1本1本の線に至るまで、はっきり見やすく表示できます。また、発色の精度を高める「リッチカラーエンハンサー」により、作品の色を忠実に再現。さらに、240 Hzの高速フレーム処理、240 Hz/1080p入力で8 ms以下の遅延にも対応し、動きの速いコンテンツもスムーズに表現。動画再生においても優れた性能を発揮し、シミュレーターなどにも活用いただけます。


2. 優れた柔軟性と高いシステム構築力

映像の高精細化に伴い、設置環境やシステムの多様化・複雑化が課題となっています。PT-FRQ50Jは、2.0倍光学ズーム機能と広域レンズシフト機能(上下: +71 %、-49 %、左右: +34 %、-27 %)により、大小さまざまなスペースに設置いただけるだけでなく、HDMI経由でのCECコマンド制御、HDMI / デジタルリンク端子による4K/60p信号入力に対応し、複雑な4Kシステムへの組み込みも非常にスムーズです。また、ミュージアムの内壁やオブジェクトへの投影など、高度な演出にも応用いただけるよう、最大17 x 17の制御点で幾何学ひずみの任意補正が可能な「フリーグリッド機能」と、「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」に対応。「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」は、アップグレートキットを本体に予め内蔵し、マスキングや、カメラを用いた自動スクリーン調整*7を迅速に行うことができます。


3. メンテナンスの手間を抑える高信頼設計

当社の1チップDLP®プロジェクターは、高い防じん性、また日々の安定運用をハード・ソフト両面で支える高い信頼性を追求してまいりました。こうしたコンセプトをPT-FRQ50Jでも継承し、ヒートパイプ冷却システムにより光学ブロックを密閉。自社独自の厳しい防じん試験をクリアし、人が頻繁に出入りする環境でも埃の影響を受けにくく、20,000時間*8メンテナンスフリー運用を実現します。「複数台監視制御ソフトウェア」に本機を加えれば、他の映像機材との一元管理が可能となり、異常発生のわずかな予兆も事前に検知できるため信頼性の向上に貢献。さらに「リモートプレビューライト」*9をお使いいただくことで、映像点検を遠隔で行うことができ、さらなる安定運用を実現します。


*1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書B に基づいています。「映像モード」を「ダイナミック」、「光源電力」を「ノーマル」に設定時。
*2 クワッドピクセルドライブ技術による表示解像度。
*3 脚最小時。
*4 平均値です。各製品で異なる場合があります。
*5 表示フレームレートは、入力信号のフレームレートに依存します。幾何学歪補正をオフにする必要があります。
*6 会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくことで、「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(無料版)のダウンロードが可能になります。一部機能は2022年春より利用可能です。
*7 2022年春より利用可能。カメラを用いた自動補正は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いて自動スクリーン調整を行うには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。
*8 映像モード「ダイナミック」、ダイナミックコントラストを「2」に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
*9 複数台監視制御ソフトウェアVer 3.0 以降が必要です。


詳しくは新製品情報 PT-FRQ50Jをご覧ください。

PT-FRQ50J