マルチスクリーン対応超狭額縁液晶ディスプレイ
4K入力に対応し、鮮明な高画質を実現するマルチスクリーン対応ディスプレイ
マルチスクリーンでの4K映像出力に対応するLFV9シリーズは、柔軟な設置性、緊急時の信頼性、24時間連続運転といった、高い品質を誇ります。常設、監視用途にも最適です。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
テクノロジー
24時間連続運転
プレキャリブレーション
縦置き設置(横位置から時計回り)
USBメディアプレーヤー
4Kデイジーチェーン
2.25/1.25 mmベゼル
強み・特長
ディスプレイのベゼル幅が目立たない狭額縁デザイン
TH-55LFV9Jは、ディスプレイ間のベゼル幅を左/上側が2.25mm、右/下側を1.25mmに抑えた「狭額縁デザイン」を採用。1つの画像を複数のディスプレイに分割表示した場合でも、ベゼルが目立たず迫力ある自然な映像表現が可能です。
※非表示領域は、液晶パネルの非表示部とベゼル幅を合わせた数値となります。マルチスクリーン構成にする場合は、ディスプレイ間は0.5mm以上の隙間をあけて設置してください。
くわしくは、ビデオウォール施工マニュアルをご覧ください。
マルチスクリーンでの4K映像(3840×2160, 30p)出力に対応
2つの方式により、DisplayPortデイジーチェーン接続によるマルチスクリーンでの4K映像(3840×2160, 30p)の出力に対応しています。
MST(Multi Stream Transport)方式
MST(Multi Stream Transport)方式は、2×2マルチ構成での4K映像のDot by Dot表示に対応
SST(Single Stream Transport)方式※
SST(Single Stream Transport)方式はマルチスクリーンでの4K映像の拡大表示に対応
※DisplayPortのデイジーチェーンは最大25台まで可能です。(HDCP信号を入力する場合は最大8台まで対応可能です。)
高い視認性を確保するパネル表面処理
TH-55LFV9Jには、太陽や照明からの光を表面の凹凸により散乱させるアドバンストアンチグレア(AAG)処理パネルを採用 。外光反射を抑え、より高い視認性が確保できるため、監視室や公共施設などでの使用に最適です。
シーンに応じた高いコントラストを実現
ダイレクトLEDバックライト構造に「ローカルディミング(調光)」機能を搭載することで500000:1の高コントラストを実現。映像の状態に応じて、エリアごとのバックライトの明るさを自動で最適化。見やすく美しい映像を再現し、消費電力の低減にも貢献します。
ローカルディミング機能
※LFV9シリーズではローカルディミングは常時設定されています。
24時間連続運転&縦置き設置に対応
高耐久パネルと高耐久電子部品の採用で、24時間連続運転に対応。公共施設や監視室など、絶対的な信頼性が求められる環境での設置に最適です。また、縦置きにも対応。スペースに応じた設置が可能で、縦置きする場合でも画質やパネル寿命に影響しません。
●長時間の運転を行う場合は、動画での表示をおすすめします。静止画を長時間表示した場合、残像が発生することがありますが、残像は動画等を表示することで改善できます。
●工事内容・設置場所の状況によっては、対応できない場合があります。
信号が途切れるなどの緊急時に対応する、フェイルオーバー&フェイルバック
2系統入力の切り換えにより、トラブル発生時にも映像を途切れさせないフェイルオーバー&フェイルバック機能を搭載。映像表示の中断が許されない交通機関のデジタルサイネージや24時間営業の店舗などに最適です。
※メイン・バックアップ信号の使用可能な組み合わせに制限があります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
プレキャリブレーションに対応
個体差によるディスプレイ間の色のばらつきを最小限に抑制するため、あらかじめ色調整したうえで工場から出荷しています。
※さらに、ご用意している「ビデオウォールマネージャー」や「自動ディスプレイ調整アップグレードキット」とカメラをお使いいただくと、マルチスクリーン設営時の色調整にかかる時間を大幅に短縮できます。
広い場所でインパクトのある映像を表示する「マルチ画面設定」機能
最大100台(10台×10台)まで縦・横を拡大できる「マルチ画面設置」機能を搭載。縦横同比表示や、縦長・横長の変倍表示など、表示するスクリーンサイズに合わせて表示倍率を選択できます。
●壁掛けには、VESA規格に準拠した据付金具が必要です。
●映像を拡大すると画質は劣化します。
●工事内容・設置場所の状況によっては、対応できない場合があります。
設置を容易にするオプション金具
別売の設置用金具を使用すれば、設置時の面倒な位置決めが簡単です。さらに、面合わせマグネット部品でマルチスクリーンの面合わせが容易になり、精度も格段に向上。マルチスクリーンの設置※1がより簡単に行え、施工やメンテナンスにかかる時間を短縮できるため、人件費の削減が見込めます。
※1 くわしくは、ビデオウォール施工マニュアルをご覧ください。
ディスプレイの位置調整、面調整によって仕上がりに差がつくマルチスクリーンシステム。剛性枠と、本体に装着する面合わせマグネットで位置調整が簡単です。またメンテナンス時もディスプレイが取り外しやすい構造です。
●縦置き設置には対応していません。
オプション金具TY-VK55LV2を使用してマルチスクリーンを設置する際の最大台数は下記となります。
▪TH-55LFV9J: 9列 11段
起点の金具の上下左右の位置調整ダイアルは、開梱時のセンター位置ではなく、設置方向側の偏心位置にしてから取り付けを行ってください。
関連動画
トラブルを察知し、安定した運用をサポートする「予兆監視ソフトウェア」
予兆監視ソフトウェア(ET-SWA100シリーズ:別売)※は、イントラネット内にあるディスプレイやプロジェクターの状態を監視。機器の状態や運転履歴の確認、異常の通知を行えます。また、本ソフトウェアをインストールした監視サーバーをタブレットやノートパソコンから遠隔でモニタリングすることも可能。ダウンタイムの極小化と不要な現場訪問の削減により、サービス・サポートの時間とコストを抑制できます。
※予兆監視ソフトウェアの新規ライセンス販売は2024年3月に終了しました。
ビデオウォールマネージャーと自動ディスプレイ調整アップグレードキット
パナソニックは、カラーセンサーによるディスプレイの色調整や、パソコンを使用したデータの制御・管理を可能にするソフトウェア「ビデオウォールマネー ジャー」を無償で提供しています。 さらに「自動ディスプレイ調整アッ プグレードキット」(TY-VUK10:別売)でアップグレードすると、対応するカメラ(株式会社ニコン製D5200/D5300/D5500/D5600/7500)※を使用して、マルチスクリーンにおける明るさと色のバランスを自動で調整できます。
※対応レンズは「ビデオウォールマネージャーと自動ディスプレイ調整アップグレードキット」の主な仕様をご覧ください。
※LFV9Jはカラーセンサーによるディスプレイの色調整には対応しておりません。
安心して使用できる長期保証サービス
LFV9シリーズは、「3年保証サービス(無償)」をご利用いただけます。
ご使用中に万一故障しても3年間まで無償修理いたします。
3年保証サービスの詳細はこちら
- 製品画像
主な仕様
TH-55LFV9J | |
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ディスプレイパネル | |
画面サイズ(対角) | 55v型(1387 mm) |
輝度 | 500 cd/m2 |
解像度 | 1920 x 1080 |
ヘイズ値 | 28% |
設置条件 | |
連続稼働時間 | 24時間 / 日 |
注釈
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