物流・運送業界の業務DX!
新たな点呼制度で使える生体認証
~世界最高水準の顔認証技術でなりすましを防ぐ!~
物流・運送業界における点呼業務
運行の安全性を確保するため、業務前後に運行管理者がドライバーに対して行う点呼業務。原則として対面実施が推奨されていたため、ドライバーは点呼のために営業所に戻らなくてはならず、運行管理者もドライバーが戻るまで待つ必要がありました。
時間・場所の両面で制約がある点呼業務は、する側・される側の双方にとって非常に負荷が大きいだけでなく、労働時間の増加にも直結していました。 本業界では「2024年問題」への対策で働き方改革が急務となり、新たな点呼制度による業務の見直しが進んでいます。
新たな点呼方法
そのような背景に対し、昨今は対面以外の点呼方法が導入されています。
2022年からは、遠隔で点呼業務を行える「遠隔点呼」が可能に、さらに、2023年からはAIやロボットを活用して無人で点呼を行う「自動点呼」の導入が開始しています。自動点呼は現在は業務後の点呼のみが対象ですが、業務前の点呼にも適用する動きが進んでいます。
これらの制度は、実施時間や場所の制約を減らし、点呼業務の大幅な効率化に貢献します。
利便性と確実性を両立させるために
点呼の本来の目的は運航の安全性を確保することです。利便性を高めると同時に、点呼の内容と結果について、対面実施と同等の確実性を担保することが重要になります。そのため、遠隔点呼・自動点呼においては実施時の遵守事項や利用する環境・機器システムの要件がそれぞれ詳細に指定されています。中でも、点呼における不正対策は大きな課題であり、どちらの方法においても、事前に登録された人以外が点呼を行えないよう、個人を確実に識別できる生体認証を使った本人確認を取り入れることが定められています。
※実施要件の詳細は国土交通省の各種情報をご確認ください。
・遠隔点呼、業務後自動点呼の実施要件等に関する情報
・遠隔点呼が実施できるようになります
・乗務後自動点呼の要件とりまとめについて
なりすまし対策に使える生体認証の手段
生体認証の手段としては、顔、静脈(手のひら)、指紋、虹彩、声紋等が代表的です。それぞれに適した場面がありますが、物流・運送業界の点呼においては、専用機器が不要でコストを抑制でき、使い方もシンプルでわかりやすい顔認証が多く導入されています。
パナソニックの顔認証
高精度な顔認証機能をSaaSやAPI型で提供するパナソニックの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」は、
導入がしやすく、外部のシステムとも容易に連携できます。既存の自社サービスに顔認証機能を簡単に組み込むことも可能です!
世界最高水準の認証技術
パナソニックの顔認証は
世界最高水準※1の顔認証エンジンを使用!
様々な環境下でも高精度の本人確認ができ、安全な点呼を実現します。
外部連携や組み込みが簡単
APIで簡単連携!
大規模な開発をしなくても利用でき、
既存システムへの連携や組込みも可能です。
安心できるサポート体制
顔認証機能の連携や組み込み開発から、
実際のご利用時までサポートする
無償のパートナープログラムでお客様と並走します。
※1 2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。
事例
株式会社NPシステム開発様
「AI点呼システム™」
NPシステム開発様の「AI点呼システム」では、パナソニックの顔認証をお使いいただいています。既存サービスに顔認証機能を組み込み、遠隔点呼や自動点呼に対応。業務後自動点呼・遠隔点呼・IT点呼・電話点呼・対面点呼と、幅広い点呼に対応し、物流・運送業界の業務効率化を実現しています。
NPシステム開発様の業務後自動点呼機器は、国土交通省の認定を受けています。(認定番号:JG23-001)