Blue Yonder 顧客カンファレンス「ICON 2023」を開催
「ICON 2023」 は、Blue Yonder の年次顧客会議およびサプライチェーン（以下、SCM）のイベントであり、SCMの担当者と意思決定者がSCMにおけるトランスフォーメーションについてのインサイトを交換します。今年のイベントは 5月2日から5日まで米国ラスベガスで開催され、セッションでは人工知能（AI）、クラウド コンピューティング、サプライチェーンに対する消費者の期待などについて掘り下げられました。
4日間のイベントの中で、さまざまな業界やソリューションについて説明する多くのセッションがありますが、5月3日に開催されたGeneral Sessionは、包括的なテーマと主要なトピックについての話となり、イベントのトーンセッティングとなりました。
5月3日のGeneral Sessionでは、Blue Yonder CEOのDuncan Angoveが会社のビジョンと戦略について話し、CSOのWayne Usieが顧客にもたらすメリットについて話しました。戦略的パートナーシップの強化については、Snowflake社とAccenture社のCEO がゲスト出演し、エンドースメントしました。さらに、英国の大手スーパーマーケットチェーンであるSainsbury's社は、Blue Yonderが同社のサプライチェーンオペレーションの向上にどのように役立っているかを説明しました。最後に、MIT 研究所のロボティクス専門家が、ジェネレーティブ AI の出現が人類にとって何を意味するかについて話しました。
Blue Yonderのビジョンに関して、ダンカンは下記のように述べました。
「人工知能、クラウドの豊富さ、安価で豊富なロボットの有効性に基づく新しいプラットフォームがあります。スマートフォンの開発がライドシェアやオンデマンド配送などの新しい産業をつくったのと同じように、この新しいプラットフォームの登場により、サプライチェーンの再考が可能になる」
ICONで発表したビジョンの新ソリューションの詳細はこちら（英語のみ）
＜General Sessionにおける６つのキーポイント＞
1. 私たちは世界中のサプライチェーンオペレーティングシステムをつくっています。次世代のサプライチェーンプラットフォームは、単一のデータクラウド、エンドツーエンドの接続、無限のインテリジェンス (予測および生成AI) を使用してコグニティブアプリケーションを強化します。
— Duncan Angove, CEO, Blue Yonder
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2. Blue Yonderの独自のサプライチェーンデータ ワークロードをサポートするための Snowflakeの機能を拡張する戦略的パートナーシップを開発するというBlue Yonderのコミットメントを共有します。
— Frank Slootman, Chairman and CEO, Snowflake
3. アクセンチュアBlue Yonderは 25 年以上に渡って協力してきました。パートナーシップを拡大し、未来のサプライチェーンに対するこの共有ビジョンと、社会と地球を同時により良くすることができるという考えを加速させています。これを「ザ グッド クエスト」と呼んでいます。
— Paul Daugherty, Group Chief Executive – Technology and Chief Technology Officer, Accenture
4. これらのコグニティブ機能を採用している企業は、従来のサプライチェーン管理手法の 7 倍のパフォーマンスと、半分の時間で持続可能性の目標を3倍達成する可能性を経験しています。
— Wayne Usie, Chief Strategy Officer, Blue Yonder
5. サプライチェーンを23ものアプリケーションで運用していましたが、これは柔軟性と適応性に欠け、ビジネスの拡大を妨げていました。現在、Blue Yonder とのパートナーシップは、英国をリードするサプライチェーンとなり、コラボレーションを強化し、戦略的優先事項を実現するのに役立ちます。
— Meinir Childs, Director of Supply Chain, Sainsbury’s
6. AI とロボティクスで起こっている最も興味深いことは、テクノロジー自体ではなく、自動化されたテクノロジーを人間と組み合わせたときに何が起こるかだと思います。
— Dr. Kate Darling, Leading Expert in Robotics and MIT Media Lab Research Scientist