東京ポートシティ竹芝
ポートホール/
ポートスタジオ様
課題
国際ビジネスの拠点となる、最先端のオフィスタワーにふさわしいイベントホールを創出したい。
解決策
4K対応の高輝度プロジェクターで壁一面の巨大スクリーンに、高精細な映像を投写。
高精細な映像が壁一面のスクリーンにダイナミックに表現でき、多様なイベントでも、お客様にも喜んでいただけるだろうなと実感しています。
背景
最先端のオフィスタワーにふさわしい会場づくりがテーマ
再開発が進む竹芝エリアの新たなランドマークとなる『東京ポートシティ竹芝』。最先端のスマートシティテクノロジーも有し、国際ビジネスの拠点となるオフィスタワーの1階に、『ポートホール』が2020年9月に開業。国際会議や新製品発表会、eスポーツなどのイベントまで、さまざまな用途に対応するため、映像機器も最先端な設備を望まれました。『ポートホール』の運営を担当される株式会社インフィールドの初瀬広壮様は「これからのイベントスペースでは大型スクリーンとプロジェクターを使った会場づくりが必須になります。オフィスタワーのコンセプトに沿った会場の具現化を目指しました」と振り返られます。
導入理由
壁面を利用した巨大なスクリーンに繊細な映像を再現
『ポートホール』は約350名を収容できる大規模なイベントスペースです。その1番の特長は、壁面いっぱいを利用した400型2面分の巨大スクリーン。国内でも随一の規模を誇るスクリーンの映像投写には、パナソニック製4KレーザープロジェクターPT-RQ22KJが2台採用されました。「実際にスクリーンに投写された時は、明るさや色の鮮やかさだけでなく、文字などの細かな部分も見やすく、巨大な画面でも繊細な映像が再現されていて非常に感動しました」(初瀬様)。映像演出だけでなく、学術系の講演会など、文字の視認性も求められるイベントホールならではの評価をいただきました。
導入後の効果
多様なイベントや要望に対応できる設備環境を整備
『ポートホール』ではセミナーや講演会以外にも、新製品発表会やレセプション用途での使用も想定し、ホール側面に可動式のスライディングウォールを採用。開け放つと、ホワイエ空間や前面広場と連動し、BtoCイベントにも活用できます。また、映像表示もさまざまな用途での使用を検討され、画面の投写パターンを16種類用意されています。画面を2分割や3分割し、メインの映像の他にカメラの撮影映像を投写するなど、eスポーツなどのイベントでもスイッチひとつで投写パターンを切り替え、臨場感ある演出が可能になります。また、図らずも新型コロナの影響により、会場でのリアルイベントだけではなく、デジタル配信によるオンラインも含めたハイブリッドイベントが急速に求められるようになりました。しかし、設計段階よりリモートカメラやネットワーク環境が整えられていたこともあり、アフターコロナでの新たなイベント様式にもスムーズに対応されています。
撮影やプレゼンテーションなど多岐に使えるスタジオ
オフィスタワー8階には、映像撮影やプレゼンテーションに必要な環境を整備した『ポートスタジオ』が開設。クロマキーカーテンや照明バトンなど映像撮影に必要な設備のほか、プレゼンテーション用にレーザープロジェクターPT-RZ870JLBが導入され、セミナーやレセプション・懇親会で使用できる多目的な会場となっています。こちらのスタジオも新型コロナの影響により、ライブ配信やウェビナーでの使用の要望が高まっているとのこと。「設置しているプロジェクターやスクリーンは活用いただき、その様子を配信するハイブリッド型のセミナーでの使用を想定しております。お客様もそのための設備が整備されていることをメリットだと感じていらっしゃいますね」(初瀬様)。
株式会社インフィールド様では『ポートホール/ポートスタジオ』以外にもさまざまなイベント会場で、パナソニック製レーザープロジェクターを採用いただいています。「日々の運営の中で、メンテナンス性・耐久性が優れていることは欠かせないポイントです。その上で映像の美しさ、繊細な表現力を担保できるため、レーザープロジェクターをいろいろな会場で導入しています」(初瀬様)。
ポートスタジオでは150型スクリーンが設置。
PT-RZ870JLBで鮮明に映像投写。クロマキーカーテンなど映像撮影の設備も整備。
納入機器
- 3チップDLP®方式レーザープロジェクターPT-RQ22KJ×2台
- 3チップDLP®プロジェクター用ズームレンズET-D75LE6×2台
- 1チップDLP®方式レーザープロジェクターPT-RZ870JLB×1台
- 1チップDLP®プロジェクター用ズームレンズET-DLE170×1台
お客様の声
これからの新しいイベントの形を創出していきたい
コロナ渦でイベントの表現が変わる中、会場の特長をしっかりとお伝えして、お客様の多様なニーズを満たすイベントプランを提案できるような運営方法が必要になってくると思っています。そのためには映像の使い方、表現の仕方がポイントになってきますので、大型スクリーンへの高品質な映像投写という強みを活かして、新たなイベントを創り上げていければと思います。
お客様紹介
最新設備を備えた大型イベントホールと多目的スタジオ
都市型スマートシティの実現により、 新たな国際ビジネス拠点の創出を目的とした『東京ポートシティ竹芝』。その1階に『ポートホール』、8階には映像撮影や記者会見、セミナーなどにも活用できる『ポートスタジオ』が開業。いずれも最新設備を有し、多様な用途に柔軟に対応できます。
3チップDLP®方式レーザープロジェクター PT-RQ22KJ×2台
- 高精細4K+投写をコンパクトボディで実現。
- フィルターレスデザインで、新しい冷却システムと密閉光学ユニットにより、20,000時間メンテナンスフリーでお使いいただけます。
3チップDLP®プロジェクター用ズームレンズ ET-D75LE6×2台
1チップDLP®方式レーザープロジェクター PT-RZ870JLB×1台
- 長期間メンテナンスが不要で、24時間連続運用も可能。
- 博物館、劇場、コントロールルームなどへの常時設置から、展示会やイベントステージまで様々な用途でご使用いただいています。