背景
ポスターやチラシをなくしてスタイリッシュな庁舎に
2019年に本庁舎の建て替えを実施した渋谷区様。通常の市・区役所にあるような告知ポスターや案内チラシなどの掲示物を極力削減し、オフィスビルのように洗練された区役所としてリニューアルオープンしました。紙で掲示する代わりに、1階の総合案内には巨大な9面マルチディスプレイを設置。その他にもエレベーターホールや2階の総合案内、休憩や待ち合わせに便利なフリースペースなど、様々な場所にディスプレイを設置し、区の広報活動や情報発信を行っています。2024年には、それらのディスプレイに各種コンテンツを表示させるための制御システムをリニューアル。遠隔でスムーズな運用が可能な「AcroSign®」を採用しました。
導入した理由
どこからでも操作でき、安定稼働を実現するシステム
サイネージは行政からのお知らせに加え、万が一の際には災害情報も表示する区民への重要な発信媒体です。また、9面マルチディスプレイは本庁舎の“顔”でもあるため、不具合の少ない安定したシステムが採用の第一条件でした。運用面では、リモートワークが推奨されている現代の働き方に合わせて、庁舎だけでなく他の場所からでも、現地に足を運ばずに操作できることが求められました。検討の結果、それらを実現するシステムとしてAcroSign®が採用されました。
1階総合案内の9面マルチサイネージ。渋谷区様のプロモーション動画などを上映し来庁者を迎える。
2階の総合案内。プロモーション動画の他、イベントの告知、行政からのお知らせなどに活用。
導入後の効果
コンテンツの登録から表示確認までリモートで簡単に
表示されるコンテンツは、地域のイベント告知や行政からのお知らせなど、様々な部署から掲載の依頼を受けて、広報担当部門がAcroSign®にアップロードして公開しています。操作はノートPCからWebブラウザーでログインして行います。担当者様は、「コンテンツ登録時に掲載期間を指定するだけで上映できるため、運用はとてもシンプルです。また、万が一のトラブル時も設置場所へ行くことなくノートPCから再起動でき、すぐに復旧が可能です。さらに、掲載を依頼した部署から『表示状況を確認したい』という要望があった際も、上映タイミングを画面上で確認して即答できるので助かっています」と語ります。
AcroSign®で操作している様子。リモートワークでも、ノートPCから簡単に操作可能。
区議会開催時には中継映像を表示するフリースペースのサイネージ。
告知だけでなく多彩な用途に活用可能
コロナ禍の収束を受け、区の事業やイベントが活発になっている現在、各部署から送られてくる告知用コンテンツの数は年々増加していると担当者様は話します。また、紙の掲示物と違い、常にタイムリーな情報発信ができるサイネージの特性を活かし、NHKニュースや区議会の中継映像の表示にも活用されています。担当者様は、「サイネージのコンテンツはクラウドで管理しているため、来庁者へのリアルタイムな情報発信が実施できています。現在、安定稼働という第一目標が達成できたので、今後は新たな活用方法を検討していきたいと考えています」と語ります。
エレベーターホールに設置されたサイネージ。来庁者が必要な情報をエレベーターの待ち時間に取得できる。
サイネージコントローラーやスイッチャー、分配器、フレームシンクロナイザーなどが格納されたラックは、場所を取らずに設置可能。
上映コンテンツが一覧化されたAcroSign®の操作画面。サムネイルが表示され、直感的でスムーズな操作が可能。
システム構成図
納入機器
- デジタルサイネージ「AcroSign®」
お客様紹介
「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」
「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を未来像に掲げ、進化を続ける街、渋谷区。ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(多様性をエネルギーに変えていくこと)を推進し、多様な文化や価値観、ライフスタイルが交差するこの街で、年齢・性別・国籍・障がいの有無にかかわらず、全ての人が自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。
■ 所在地:東京都渋谷区宇田川町1-1
■ URL:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/
渋谷区役所本庁舎