国際オリンピック委員会様
課題
屋内外の様々な環境で高品質な競技映像や環境音楽を届けたい。
解決策
空間に合わせて選択できる豊富なディスプレイラインナップにより、様々なエリアで高精細な映像表示を実現。
施設の屋内外で常に鮮明で明るい表示を実現し、お客様に迫力ある競技映像を楽しんでいただくことができました。
背景
オリンピック関係者向けのホスピタリティ施設を開設
東京2020オリンピック競技大会開催にあたり、「パナソニックセンター東京」に大会関係者向けのホスピタリティ施設“オリンピッククラブ”が開設されました。レストランやラウンジ、イベントルームのほか、屋外に特設されたオープンテラスのバーなど、様々な空間を整備し関係者をおもてなし。各スペースには高精細な液晶ディスプレイを設置し、IBC(国際放送センター)で制作された国際競技映像が配信されました。また、各所にパナソニックの音響ブランドRAMSAのスピーカーを配備し環境音楽でお客様に癒しを提供しました。
システムの概要
屋内外の様々な環境下で見やすい映像を届ける液晶ディスプレイ
オープンテラスのバーには、防塵・防水性能に優れ、明るい環境下でも高い視認性を発揮できる堅牢液晶ディスプレイXF1Hシリーズを設置。屋内のレストランには、広視野角パネルにより、どのテーブルからも見やすい表示を実現する86v型の超高輝度液晶ディスプレイSQ1Hシリーズを設置しました。また施設内各所につくられたラウンジには、細部まで緻密な4K画質で競技の迫力を伝える4K UHD液晶ディスプレイSQ1/EQ1シリーズを設置。どのディスプレイもベゼル幅が狭く、空間に溶け込む薄型設計のため、内装に調和した空間づくりを実現しました。
導入後の効果
高品質なディスプレイで競技の迫力をリアルに伝える
柔らかな間接照明で落ち着いた雰囲気を演出した「メインレストラン」には、超高輝度液晶ディスプレイSQ1Hシリーズを設置。左右角度のある場所から見ても輝度や色変化が少ないIPSパネルの採用と、忠実な色再現が可能な12軸カラーマネージメントの搭載で、どのテーブルに座っても見やすく、鮮やかで臨場感ある競技映像を提供しました。
屋外の悪天候下でもしっかりと見やすさを確保
屋外の「風鈴バー」には、高い防塵・防水性能を備え、高輝度・広視野角パネルによって明るい太陽の下でも視認性を確保する堅牢液晶ディスプレイXF1Hシリーズを設置。期間中は豪雨や強風などもありましたが、天候が崩れても晴天時でも、どの時間帯も常に鮮明で明るい競技映像を提供することができました。また、周囲にはRAMSAの屋外対応ニアフィールドスピーカーを設置し、心地良いBGMで癒しの空間を届けました。
高品質なAV機器でプレゼンテーションをサポート
「スペシャルイベントエリア」には、SQ1HシリーズとRAMSA WS-AR200を設置しプレゼンテーションが実施できる環境を構築。ワイヤレスマイクシステムも用意してスムーズなプレゼン進行をサポートしました。
導入システム
- 超高輝度液晶ディスプレイ TH-86SQ1HJ ×5台
- 4K UHD液晶ディスプレイ TH-65SQ1J ×4台
- 4K UHD液晶ディスプレイ TH-55EQ1J ×9台
- 堅牢液晶ディスプレイ TH-49XF1HJ ×4台
- RAMSA 12cmコーン形スピーカー WS-M10T ×28台
- RAMSA ニアフィールドスピーカー(屋外対応) WS-BN025 ×16台
- RAMSA 30cm2ウェイスピーカー WS-AR200 ×2台
- 卓上型デジタルアンプ WA-HA061/HA121 ×6台
- 800MHz帯ワイヤレスマイクシステム