日本テレビ放送網株式会社様「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」
日本テレビ放送網株式会社様「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」

日本テレビ放送網株式会社様
「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」

プロジェクションマッピング
ディズニー・アニメーションの世界に入り込む全く新しいイマーシブな空間演出を実現。

課題

ディズニー映画の中へ入ったかのような没入体験ができるプロジェクションマッピングを行いたい。

解決策

合計16台の高輝度・高解像度なDLP®プロジェクターを使ってディズニー・アニメーションのキャラクターや情景を緻密に再現。つなぎ目のないシームレスな投写で没入感の高いプロジェクションを実現。

明るく高画質で、複数の投写映像がシームレスにつながり、長期運用でも安心の耐久性がある。まさにイマーシブミュージアムに適したプロジェクターだと思います。

日本テレビ放送網株式会社 コンテンツ戦略本部 事業局 イベント事業部 プロデューサー 落合ギャラン 健造様 ※所属は納入時のものです。

背景

ディズニーの歴史を、名作アニメーションで体験

「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」は、ディズニー・アニメーションの初期の名作から最新の人気作品までを、まるで映画の中に入り込んだかのように体験できる全く新しい没入体験型イベントです。2022年より北米でスタートし、今回の東京開催は記念すべき海外巡回1か国目。かつてないイマーシブなプロジェクションを実現するため、パナソニック コネクトが技術協力を行っています。ディズニー創立100周年を迎えた今年、時代を超えて愛され続けてきた歴代キャラクターたちが一挙に登場し、興奮と感動の体験をお届けします。


導入した理由

北米開催で高い評価を得た日本の技術力

今回は機器提案からプロジェクションの設計までワンストップでサポート。プロデューサーを務めた日本テレビ放送網株式会社の落合様は、「会場でのデモを見た時、とにかく綺麗のひと言に尽きました。全長約35mの壁にプロジェクター6台を使って投写していますが、つなぎ目が全くなくシームレスな映像で驚きました。すでに使用していた北米のメンバーからも、『最高の機材だ。あれだけ多くの会場で使って一度もトラブルが起きたことがない』と聞き、日本の優れた技術力が誇らしく、ぜひご一緒したいと思いました」と語ります。


導入後の効果

キャラクターの表情の変化を細部まで再現

ディズニー映画という美しい作品を大画面に再現する上で、画質は体験価値を左右する重要な役割を担います。落合様は、「近年のディズニー作品は本当に絵がきめ細かく、キャラクターの表情においても顔の筋肉を緻密に動かして心の動きを表現しています。会場で『アナと雪の女王』のエルサの顔を初めてプロジェクションした時、制作中ずっと見てきた映像ですが“こんなにも細かく描かれていたのか”とあらためて感動しました。また、かつての手描きでつくられた作品も実に美しく再現され、高品質なプロジェクターのおかげで100年続くディズニーの職人技を存分に楽しんでいただけるイベントになりました」と語ります。

イマーシブミュージアムに必要な3大要素が没入感を高める

さらに落合様は、「画質が素晴らしく、複数の投写映像がシームレスにつながり、長期運用でも安心の耐久性がある。これはパナソニックさんのプロジェクターがイマーシブミュージアムに適していると言える3大要素だと思います。特に今回は開催期間が長く、1日の開場時間も12時間と長いため耐久性は非常に重要視していました。また、複数台を再生しても色のばらつきがなく、一体感のある投写が可能なため、約35mというワイドな壁面を使って没入感のある映像表現を実現することができました」と語ります。


写真:イベントは3つのエリアで体験できる。最初のエリアは『ライオン・キング』のシーンからスタートし、シームレスな大迫力の映像が繰り広げられる
イベントは3つのエリアで体験できる。最初のエリアは『ライオン・キング』のシーンからスタートし、シームレスな大迫力の映像が繰り広げられる。
写真:最初のエリアの天井に設置された1チップ DLP®レーザープロジェクターPT-RZ690JLB
最初のエリアの天井に設置された1チップDLP®レーザープロジェクターPT-RZ690JLB。
写真:『塔の上のラプンツェル』では心の動きを映し出す細かな表情の変化が魅力的
『塔の上のラプンツェル』では心の動きを映し出す細かな表情の変化が魅力的。
写真:多くの世代に人気の『アラジン』。観客とスクリーンの距離が近く、“コの字型”に投写した会場の つくりが一層没入感を高め、魔法の絨毯に乗って空の旅をしているような感覚に
多くの世代に人気の『アラジン』。観客とスクリーンの距離が近く、“コの字型”に投写した会場のつくりが一層没入感を高め、魔法の絨毯に乗って空の旅をしているような感覚に。
写真:輝度を損なうことなく高いコントラストを実現し、精微に明暗を表現。
輝度を損なうことなく高いコントラストを実現し、精微に明暗を表現。
写真:悪役たちの部屋「ヴィランズ・ルーム」は、人が歩くと床に投写されたシャボン玉が動き出す
悪役たちの部屋「ヴィランズ・ルーム」は、人が歩くと床に投写されたシャボン玉が動き出す。
写真:「ヴィランズ・ルーム」の1チップDLP®レーザープロジェクターPT-RZ690JLB。真下に向けたプロジェ クターは床面への投写用。壁面への投写用は短い距離で投写可能な超短焦点ズームレンズを使用
「ヴィランズ・ルーム」の1チップDLP®レーザープロジェクターPT-RZ690JLB。真下に向けたプロジェクターは床面への投写用。壁面への投写用は短い距離で投写可能な超短焦点ズームレンズを使用。

納入機器

1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ690JLB ×16台


お客様の声

新しいワクワクの創造に向けて、ともにチャレンジしていきたい

今回は機種のご提案から現場環境に即した設計まで、本当にきめ細かいサポートを行っていただきました。また、新たな技術や幅の広さを知ることができ、とても良い勉強をさせていただきました。私たちは1つのプロジェクトを約5年前から仕掛けていますので、5年先の人々がワクワクするような新しい体験を企画するために、今回ご一緒できたことは非常に有意義で、また違うアイデアを生み出すきっかけになりました。これからも、常に新しい技術開発に挑戦しているパナソニックさんとともに、次のページをめくっていきたいと思います。

写真:日本テレビ放送網株式会社 コンテンツ戦略本部 事業局 イベント事業部 プロデューサー 落合ギャラン 健造様
日本テレビ放送網株式会社
コンテンツ戦略本部 事業局
イベント事業部 プロデューサー
落合ギャラン 健造様
※所属は納入時のものです。

お客様紹介

ディズニー・アニメーションの世界に没入体験

日本テレビ放送網株式会社様、株式会社BS日本様が主催する本イベントは、2023年4月29日から8月31日の期間で開催。会場内では写真や動画の撮影も可能で、ファン待望のイベントとして多くの来場者で賑わっています。さらに、6月末以降はエリアを拡張し、より深くディズニーの世界に触れることができる展示スペースも誕生しています。

※撮影には条件があります。詳しくはイベントのホームページをご覧ください。

会場:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
URL:https://dijp2023.com/

※本イベントは終了いたしました。


写真:会場エントランス
会場エントランス
地図

関連機器・サービス

1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ690JLB

1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ690JLB

空間演出の幅がさらに広がる、高い映像再現力と柔軟な設置性を持つ1チップDLP®レーザープロジェクター。