Big Swing Golf様
課題
- 臨場感あふれる最⾼のシミュレーションゴルフ体験を実現するため、アスペクト⽐に関わらず、明るく⾼品質な映像を投写したい。
- ランプ交換の⼿間を減らし、安定して使⽤し続けたい。
解決策
5,000 lm、WUXGA解像度のレーザー光源液晶プロジェクターPT-VMZ50の導入で、高品質な映像投写と優れたメンテナンス性を実現。
※PT-VMZ50を含むPT-VMZ60シリーズは⽣産を終了しております。後継機種はPT-VMZ71シリーズです。
明るさを妥協せずプロジェクターを探し、5,000 lmと⼗分な明るさのPT-VMZ50を選定しました。また、以前は毎年ランプ交換していましたが、レーザー光源であるために、その手間から解消されました。
背景
シミュレーションゴルフの飛躍
2014年当時、ゴルフ用品やウェアの販売が事業内容であったDrummond Golf社は、ゴルフクラブの会員数が減少傾向にあることに目を向け、その対策としてバーチャルな体験を通じて、ゴルフ人口を増加させることを計画。こうしてオーストラリアのインドアゴルフセンターの先駆けであるBig Swing Golfが誕生しました。
今では、オーストラリア東海岸に20店舗の加盟店を展開し、気軽に来店し、友人や仲間と一緒にビールなどを飲みながらシミュレーションゴルフを楽しめる場を提供しています。
Big Swing Golfのシミュレーターの技術的な強みは、クラブヘッドの軌道を測定する高速カメラとボールの弾道を追跡する3D赤外線との組み合わせです。シミュレーターのコンピュータはマットと滞空中のボールからトラッキングデータを収集し、ボールがスクリーンに当たった位置から即座にショットの弾道を表示させ、スピンや回転の情報をボールが着地するまでの軌道に反映させます。
また、Big Swing Golfのシステムは住宅に設置することも可能です。娯楽室やガレージ、ホームシアターなどを改装し、高性能ゴルフシミュレーターを導入したいと考える方も多く、Big Swing Golfのロブ・オペディサーノCEOによると、コロナ禍の間に製品の引き合いは5倍に増えたとのこと。ゴルフシミュレーターは今や一大ビジネスになっています。
導入理由
⾼品質で設置性に優れたレーザー光源液晶プロジェクターを選択
臨場感あふれる最高のシミュレーションゴルフ体験を実現するため、Big Swing Golfは常に最先端の技術を追求しています。映像表示には設けられた要件を満たすべく、パナソニック製のレーザー光源WUXGA対応液晶プロジェクターPT-VMZ50が採用されました。「PT-VMZ50の光出力は5,000 lm。これは素晴らしい数値で、この点で妥協はしたくありませんでした。また、アスペクト⽐に関わらず、明るく⾼品質な映像を投写する必要がありました」とロブ・オペディサーノCEOは説明されます。Big Swing Golfを家庭用に設置する場合、画質の安定性は重要なポイントです。部屋の奥行きなどのスペースが狭い場合は、4:3の画面が望まれますが、そういった場合でも明るく⾼品質なプロジェクターが必要でした。
※PT-VMZ50を含むPT-VMZ60シリーズは⽣産を終了しております。後継機種はPT-VMZ71シリーズです。
導入後の効果
高品質な映像を安定的に提供
プロジェクターを週7日、1日18時間にわたって稼働させることもある、Big Swing Golf加盟店のシミュレーションゴルフ・ラウンジにとって、レーザー光源は強力な進化です。「以前は毎年ランプを交換していましたが、面倒であり、タイミング悪くランプが切れることもありました」(ロブ・オペディサーノCEO)。レーザープロジェクターはランプ交換の必要がなく、メンテナンス性も高いため、以前の手間は大幅に解消されました。
「オーストラリアのインドアゴルフ市場は未だ成熟しておらず、アメリカより数年遅れていますが、この2年間で関心は非常に高まりましたし、今後も衰えることはないと思っています。インドアゴルフは、プールやジム、テニスコート、ホームシアターと同様に、自宅に設置可能な設備として知られるようになり、新築やリフォームの際に取り入れられるようになってきました。さらに、オンラインでのライブエクササイズに使うこともできます。ゴルフシミュレーターは今や、多目的ツールになったのです」とロブ・オペディサーノCEOは今後の展望を語られました。