株式会社ベネッセホールディングス様
レッツノート FV/SR/SV/LVシリーズ
課題
コロナ禍のPC利用においてスペック不足からの不具合や故障が続き、社内全体のDX推進が進まない状況。
解決策
テスト使用を経て、社員のアンケートでレッツノートが最高評価を得る。2022年より利用を開始し、FV/SR/SV/LVシリーズを用途に合わせて選定。
故障率が10分の1以下になり、PCトラブルも減ったことで、DX推進が加速しました。
背景
DX推進や営業現場において、PCがブレーキをかけている状況。
コロナ禍で営業スタイルが対面からオンラインに変わり、Teamsと同時にPowerPoint、Excelなどを立ち上げてお客様に説明する機会が増えるなかで、「PCがフリーズした」「画面共有ができない」などのトラブルが頻発している状況でした。加えて、リモート環境になったことでPCのセキュリティ強化も進める必要があり、今までにないセキュリティスイートを社用PC側にインストールすることに。その影響でメモリーが減ってPCのレスポンスが悪くなる問題も出てきました。PC起動に何分もかかっているようではDXどころではありません。
また、対面での営業シーンにおいて様々な課題がありました。営業先である学校様との商談時に、「PCが立ち上がらなかった」「液晶がクラッシュしていた」という理由でビジネスチャンスを失ってしまうケースが幾度かありました。
このような経緯があり、「頑丈性と安定性の高い信頼できるPCを入れて欲しい」というニーズが現場から上がり、現場の要求を満たすPCの導入を検討することになりました。
導入理由
社用PCであっても、個人の所有物としての「愛着や使い心地」は重視したい。
PCを選定する際、色々なメーカーの機種をオフィスに置いて、社員の皆さんに自由に触っていただく機会を設けました。その上で、各マシンの満足度を項目ごとに採点していただくことに。採点項目には「操作性・使いやすさ」「持ち歩いた時の感覚」「カバンに入れた時の重心の安定感」など、数字では測りきれないスペック以外の感覚的要素も選定基準として追加。その結果、群を抜いて評価が高かったのがレッツノートでした。アンケートの中には「パナソニック製だから、持ち運び時の扱いに対して気が楽になった」という声も。社員の皆さんの潜在意識として「パナソニック製=丈夫」という認識があったのだと思っています。PCは仕事の相棒として会社でも家でも長く使うものです。社員の皆さんが快適かつ安心して使え、気持ちの面でも「愛着を持って大切に使ってあげよう」と思えるようなPCをお渡しすることが、仕事の質を高める意味でも大切だと考えています。社用PCを導入する上で当然「コスト」は重要ですが、「初期コスト」だけで見ると見誤るところがあると思っています。今回私たちがPC選定時に重視したのは「コスト×性能×信頼性」の3つの要素をすべて極めて高いレベルで満たすこと。故障や不具合によって発生するコストもトータルに見た上で、最適コストであるかどうかを判断することが重要だと考えています。
導入後の効果
故障率は10分の1以下に。「レッツノートにしてくれてありがとう」の声が勇気に。
レッツノートを導入して2年近くになりますが、故障率が本当に低いことに驚いています。従来使っていた他社PCと比べると10分の1以下程度でしょうか。以前、神戸工場を見学させていただいた際に、様々な耐久試験を拝見したことがあります。その時に改めて理解したのですが、落下試験や満員電車並みの加圧振動試験や高湿度試験など、レッツノートは「日本でありがちなシーン」をリアルに想定して耐久試験を行っているからこそ、故障や不具合が少ないということです。
また、レッツノートを導入して以来、様々な部署や職種の方々から「レッツノートにしてくれてありがとう!」と言われるようになりました。この言葉は、導入を決めた私たちとしても勇気になります。「情シスのみんなも私たちの気持ちをわかってくれたんだ!」といった話になることも多く、そもそも型番や品番ではなく、「レッツノート」という固有名詞で呼ばれるPCという時点で、社員の皆さんからの愛着を感じます。
薄型軽量・長時間駆動を叶えるレッツノートで、オフィスでのコラボレーションが活性化。
今アフターコロナになって、オフィスという場の定義が変わってきていると感じています。在宅ワークが一人で作業するワークスタイルであるなら、オフィスはコラボレーションや共創を前提としたスペースとして再定義できると考えています。レッツノートの薄型軽量・長時間駆動により、長い充電ケーブルを持って移動する必要もなく、オフィスを移動して誰かとセッションして、また移動して別の誰かとセッションする。そんなフレキシブルで刺激的な働き方も可能になりました。以前と比較してコラボレーションが活性化し、アイデアの共有や意見交換も円滑に行われるようになったと実感しています。
今後の展望
レッツノートという余裕のあるエンジンで、DXを一気に加速させていく。
ベネッセでは現在、「人が主役のDX」を掲げ、「事業フェーズに合わせたDX推進」と「組織のDX能力向上」の2軸でDXを推進しています。「お客様にとってのサービスや価値をテクノロジーで変えていく」ためには、それに取り組む社員の仕事の質が重要になります。DX推進においてPCはあくまでツールのひとつですが、そのツールの使い方によって生産性が上がったり、下がったりすることがあります。DXを推進するベネッセとしては、ツールがDXにブレーキをかけないということがまずは重要。その観点で言うと、レッツノートはまさにDXを加速させる余裕のあるエンジンだと思います。とは言え、PCを操作するドライバーはあくまで人なので、使う人の士気を最大限に高めるPCをお届けすることで、これからも会社全体のDXを推進していければと思います。
顔が見えるお付き合いと共にレッツノートがある。今後はスリムワークサポートの活用でさらに快適なPC運用を。
PC運用管理サービスが付帯する「スリムワークサポート」の活用も業務改善につながっています。今までは、落として壊れたなどのユーザー起因の修理が起きた場合、受付や保険の申請などで意外と時間をとられていたのですが、スリムワークサポートのPCマネージドサービスを使えば簡単に処理ができるので助かっています。今後は、PCマネージドサービスの劣化検知機能などのパナソニックさんならではのサービスについても、積極的に取り入れていけたらと思っています。
PCに何か不具合が起きた時に、それがOSのせいなのか機器のせいなのか、社内の技術者が調べてもわからない時に相談させていただくと、パナソニックさんはいつもワンチーム体制で対応してくださいます。営業の方や技術の方だけでなく、工場の方まで出て来てくださることも。それぞれのスペシャリストが一丸となって直接サポートしてくださるので解決が早く、いつも助かっています。企業対企業の関係性ではありますが、私たちにとっては、取り組んでくださる方々の「顔が見える仕事」があり、そこにレッツノートという製品があるというイメージです。この関係をずっと続けていければと思います。
専務執行役員 CDXO 兼
Digital Innovation Partners 本部長
橋本 英知様
Digital Innovation Partners
インフラソリューション部 部長
植田 省司様
Digital Innovation Partners
インフラソリューション部 イントラ課
竹内 弘子様
Digital Innovation Partners
インフラソリューション部 イントラ課
中馬 有希様
お客様紹介
株式会社ベネッセホールディングス様 事業紹介
ベネッセグループ様は、教育、介護・保育を軸に幅広い事業を展開されています。企業理念「Benesse = よく生きる」のもと、経営の軸となるグループパーパスを定め、「人」に関わる社会課題の解決を目指されています。
スリムワークサポート
ビジネスモバイルPC レッツノートとPC運用管理サービスが付帯する法人向けサブスクリプションサービスです。情報システム部門の業務効率化と生産性向上を支援します。