半自動アーク溶接機ネクストフルデジタル搭載

「溶接コンシェルジュ」連携ページ

溶接コンシェルジュとは

 溶接をする際に起こる様々なお困りごとの解決をサポートするための機能「溶接コンシェルジュ」が、半自動溶接機ネクストフルデジタルには搭載されております。

 溶接施工前の機器の構成や具体的な配線などの手順をご紹介することで、初めて溶接機を操作される方でもご安心頂けるような項目をご用意しております。

 こちらの連携ページでは、溶接機前面の液晶ディスプレイ上の情報を更に分かりやすくするための動画コンテンツなどをご用意しております。こちらをご覧いただきながら日々の溶接にご活用ください。

溶接施工前の点検


機器の構成と配線方法

以下の図を参考にケーブルの配線を行ってください。


機器の構成と配線方法

配線方法1
配線方法2
配線方法3
配線方法4
配線方法5
配線方法6
配線方法7

 


配線の注意点1

ケースアース(溶接機外箱の接地)を確実に行ってください。
 


配線の注意点2

端子やケーブルの取り付けが緩んでいないか確認して下さい。不完全な接続をすると接続不良となり、正常な動作が出来なくなり故障の原因となります。固定ネジを無理に締め付けるとネジ山がつぶれ、完全な締め付けができません。水平に差し込んで無理なく固定ネジを締めて下さい。
 


配線の注意点3

ケーブルの接続部や端子は絶縁テープなどで絶縁して下さい。通電部を露出したままにしておくと感電災害や、漏電による火災などの原因になります。
 


配線の注意点4

ケーブルは極端に曲げないで下さい。曲げ直径が600mm未満の場合は溶接性能が著しく低下する可能性があります。
 


トーチについて


ドライエアーで掃除
  1. ライナーおよびインナーチューブ内のゴミ等をドライエアーで掃除して下さい。ゴミや削れカスがたまるとワイヤ送給性が悪くなります。
     

トーチについて2
  1. チップが摩耗している場合は新品に交換して下さい。チップ穴が摩耗して楕円形になると、通電が悪くなりアークが不安定となります。
     

トーチについて
  1. チップはモンキーなどで確実に締め付けて下さい。チップの締め付けが不完全な場合、通電が悪くなってアークが不安定になったり、突っかかり(ワイヤ先端が母材をたたく)が発生したりします。
     

トーチについて4
  1. ノズルに付着したスパッタを除去して下さい。ノズルにスパッタが多く付着しているとシールド効果が悪くなります。
    トーチを叩いてスパッタを取るとノズルに変形や傷が生じてシールド効果が悪くなります。
    スパッタ付着防止剤を使用するとスパッタの除去が容易になります。
     

トーチについて5
  1. オリフィスを確認して下さい。取り付けを忘れたり割れたまま使用するとシールド効果が悪くなり、ピットやブローホールの発生原因となります。
     

ワイヤ、送給装置について


  1. ワイヤ材質、溶接法に応じて、適切なワイヤが異なりますので、下記の表を参考に適したワイヤを使用して下さい。

ワイヤ材質 ワイヤ種類 溶接法 ワイヤ径
(mm)
Ver. Ver.の詳細 突出し長
の設定
(mm)
軟鋼 ソリッドワイヤ CO2 0.8 標準 10
0.9 標準 12
1.0 標準 15
1.2 標準 (JIS Z 3312YGW12) 15, 20
1.4 2.00 (JIS Z 3312YGW11) 20
MAG 0.8 標準 10
0.9 標準 12
1.0 標準 15
1.2 標準 15, 20
1.4 標準 20
パルスMAG 0.9 標準 12
1.0 標準 15
1.2 標準 15
1.4 標準 20
FCW
(フラックス入りワイヤ)
CO2 1.2 標準 20
1.4 標準 20
MAG 1.2 標準 20
ステンレス ソリッドワイヤ MIG 0.8 標準 10
0.9 標準 12
1.0 標準 15
1.2 標準 15
パルスMIG 0.9 標準 12
1.0 標準 15
1.2 標準 15
FCW
(フラックス入りワイヤ)
CO2 0.9 標準 12
1.2 標準 20
MAG 1.2 標準 20
硬質
アルミニウム
ソリッドワイヤ MIG 1.0 標準 15
1.2 標準 15
1.6 標準 20
パルスMIG 1.0 標準 15
1.2 標準 15
1.6 標準 20
軟質
アルミニウム
ソリッドワイヤ MIG 1.2 標準 15
1.6 標準 20
パルスMIG 1.2 標準 15
1.6 標準 20
低スラグ 低スラグワイヤ パルスMAG 1.2 標準 15

  1. ワイヤに錆びやゴミが付着していないか確認して下さい。多量の錆びやゴミは溶接欠陥の原因となります。
     

ワイヤの加圧力を適切に調整
  1. ワイヤの加圧力を適切に調整して下さい。加圧力が弱いとワイヤがスリップして送給性が悪くなります。
    また、加圧力が強いとワイヤに傷がつき送給性が悪くなります。
     

ワイヤ、送給装置について2
  1. ワイヤに適したローラまたはワイヤガイドを使用しているか確認して下さい。
     

  1. スパッタの当たらない位置に送給装置を置いて下さい。ワイヤにスパッタが付着したり傷が入ったりすると、ワイヤ送給性が悪くなりアークが不安定になります。
     

インチングボタンを押してワイヤを送給
  1. インチングボタンを押してワイヤを送給して下さい。
     

ガスについて


ガスボンベの固定
  1. ガスボンベはしっかり固定して下さい。
     

  1. ガス調整器は使用するガスに適したものを使用して下さい。ガスの種類が異なると比重が違うため正しい流量を示しません。
     

ガスについて1
  1. フローメータは真直ぐに取り付けて下さい。斜めに取り付けると正しい流量を示しません。

  1. ガスホースを極端に曲げないで下さい。
     

  2. 混合比率や流量は表を参考にして下さい。


適用シールドガス CO2 溶接用: CO2 100 %
MAG 溶接用: Ar 80 % + CO2 20 % 混合ガス(MAG ガス)
ステンレスMIG 溶接用: Ar 98 % + O2 2 % 混合ガス(MIG ガス)
アルミ MIG 溶接用: Ar 100 %(MIG ガス)
* [ CO2 = 炭酸ガス、Ar = アルゴンガス、O2 = 酸素 ]

  1. プリフロー、アフターフロー時間を設定して下さい。

ガス点検ボタンを押し、ガスが出るか確認
  1. ガス点検ボタンを押し、ガスが出るか確認して下さい。

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