1チップDLP®レーザープロジェクター
小型、軽量、高輝度を追求。鮮明な映像を提供する12.000 lm※1プロジェクター
1チップ DLP®プロジェクターで12,000 lm※1の高輝度を実現。SOLID SHINEレーザーで培った高画質技術と冷却システムをさらに進化させ、コンパクトボディながら高い防じん性能を誇るモデルが誕生しました。デュアルドライブエンジンを搭載し、マルチスクリーン投写に最適な均一性の高い映像を提供。さらに密閉型光学ブロックによりフィルターレスを実現。20,000時間※2メンテナンスフリーで運用できるため、さまざまな設置環境に柔軟に対応し、高天井など高所への設置にも最適です。美術館や博物館、大学の講堂やホールといった明るく広い空間で、インパクトのある映像演出をサポートします。
※1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2015 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。
※2 運用モード「ノーマル」、ダイナミックコントラスト「3」、 IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 ℃、海抜700 m、ほこり0.15 mg/m3環境下での光出力半減までの時間です。20,000時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
テクノロジー
DLP方式
SOLID SHINEレーザー
4Kデジタルリンク
非圧縮4K信号入力に対応
360度全方位設置
24時間連続運用
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア
強み・特長
コンパクトボディで実現する高輝度、高精細、 高コントラスト
1チップDLP®方式SOLID SHINEレーザーによる高画質投写
1チップDLP®方式SOLID SHINEレーザープロジェクターは、パナソニック独自の「カルテットカラーハーモナイザー」を搭載。レーザー光源からのエネルギーを最大限に活用して、理想的な輝度と発色を実現します。高品質のDLP®チップ、高耐熱性の蛍光体ホイールを採用し、レーザープロジェクターが持つ耐久性・柔軟性を生かしつつ、バランスの取れた高画質映像を投写します。
高コントラストを実現する「ダイナミックライトコントロール」
レーザー光源の明暗を直接制御する「ダイナミックライトコントロール」により、輝度を損なうことなく高コントラスト比を実現。シーン連動モジュレーションを完全なデジタル制御によって行うため、高精度な出力調整ができ、明るいシーンと暗いシーンが瞬時に、あるいは頻繁に切り換わる際にも精緻な明暗の表現が可能です。
優れたホワイトバランスと発色
1チップDLP®方式SOLID SHINEレーザープロジェクターは、「カルテットカラーハーモナイザー」技術により色域が広がり、ホワイトバランスも向上。白色が緑がかった色になりがちな他のレーザープロジェクターに比べて、よりピュアホワイトに近い色を再現し、自然でリアルな映像を投写します。
ディテールクラリティプロセッサー3
パナソニック独自の画質補正回路「ディテールクラリティプロセッサー3」は、シーンごとに映像信号の周波数を分析し、超高域・高域・中域・低域成分の分布情報を抽出。画面内の各エリアに適したエンハンス処理を行い、自然で立体感のある映像を再現します。
システムデイライトビュー3
パナソニック独自の「システムデイライトビュー3」機能は、エッジエンハンサー処理、ガンマカーブコントロール、カラー補正により、映像の視認性や視感度を向上。明るい環境や複数プロジェクターによるマッピング時にも、クリアで見やすい映像を投写します。
高い天井への設置に最適
密閉型光学ブロックによるフィルターレス構造
ヒートシンク式の優れた冷却システムと防じん構造を組み合わせることで、完全密閉の光学ブロックを実現。外部からのほこりやちりの影響を受けにくいため、エアフィルターやそれに伴うメンテナンスが不要です。20,000時間*メンテナンスフリー運用を可能にするパナソニック独自のフィルターレスデザインにより、高所にも安心して設置できます。
* 運用モード「ノーマル」、ダイナミックコントラスト「3」、IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 ℃、海抜700 m、ほこり0.15 mg/m3環境下での光出力半減までの時間です。20,000時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。
24時間連続稼働に応える安心設計
複数のレーザー素子をグループ化したデュアルレーザードライブを採用。万一いずれかのレーザー素子に不具合が生じても、冗長設計による保護回路が働き、ほとんど輝度を低下させることなく運用を継続できます。監視システムやモニタリング、サイネージ、公共施設での映像表示など、さまざまな用途に応用できます。
SOLID SHINEレーザーで、輝度と画質を長期間維持
レーザー光源モデルは、ランプ光源モデルに比べて寿命が長く、長期間使用時の輝度の低下も緩やかです。メンテナンスの手間が省けるのはもちろん、長期にわたって高画質を維持し、安定した運用を実現します。
コンパクト、軽量、そして柔軟なデザイン
PT-RZ970/PT-RZ770シリーズと同一の筐体サイズを維持しつつ、輝度を向上させたコンパクト設計のため、天つりなどの設置時の負担を軽減します。
柔軟な設置性と簡単な設定で、優れた適応力を発揮
4K信号入力に対応
HDMI®またはデジタルリンク経由での非圧縮4K信号入力に対応。コンバーターなど外部機器が不要なため、4K信号を円滑に処理することができます。これにより、4K対応機器と混合して使う場合も再エンコードの必要がなくなり、4K信号による投写をシンプルかつ効率的に行うことが可能です。
* 投写の際、解像度が異なる信号は表示ドット数(1920 x 1200 ドット)に変換されて表示されます。
パナソニック独自の通信システム「デジタルリンク」に対応
LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で非圧縮の4K (4.2.0) 映像*1、音声*2、制御信号を最長50 m*3伝送可能。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。
*1 4K信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。
*2 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*3 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合、最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。
LAN端子、デジタルリンク端子を別々に搭載
LAN端子とデジタルリンク端子を分けることにより、プロジェクターの用途が大幅に広がります。例えば、100Base-TXや10Base-Tに対応した制御信号をLAN端子に割り当てる一方、デジタルリンク端子を映像信号用に残しておくことが可能です。
「データクローニング」機能
「データクローニング」機能により、特定のプロジェクター(親機)の設定や調整値などのデータ*1を、LAN を経由して最大99台までの複数台のプロジェクター(子機)にコピーできます*2。複数台設置時における設定の手間を軽減します。
*1 パスワード、プロジェクター名称/ID、ネットワーク設定を除く。
*2 同一機種のみ実行可能。
「コントラスト連動&シャッター連動」機能
従来はそれぞれのプロジェクターの画面ごとに動作していたダイナミックコントラスト制御が、複数のプロジェクターの画面全体に基づいて連動動作。均質なマルチスクリーン投写を実現します。シャッター機能も、複数のプロジェクター(子機)が親機に連動して動作し、一体感のある演出をサポートします。
* フェードイン/アウトのエフェクトも含みます。プロジェクター個々での実行も可能です。
マルチスクリーンサポートシステム
エッジブレンディング機能
画面のつなぎ目を重ね合わせて、輝度をコントロール。一体感のある投写を実現します。
カラーマッチング機能
各プロジェクター間の微妙な色のばらつきをソフトウェアにより補正します。
デジタル映像拡大機能
最大横10倍×縦10倍まで、映像拡大装置を使用せずに拡大が可能です*。
* 入力信号の解像度のまま拡大表示します。
複数台輝度・色コントロール機能
複数台投写によるマルチスクリーン時に、経時変化によって生じる輝度と色のバラツキを内蔵のセンサーで検知し、自動的に補正。長期間のイベントなどで手間と時間を軽減します。
運用の信頼性を高める「バックアップ入力」機能
万一、メインの入力信号が中断された場合にも、瞬時にバックアップの入力信号にスイッチ。ほぼシームレスに映像の復元が可能です*。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。
* プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット
より柔軟な幾何学ひずみ補正・設置調整を可能にする無料ソフトウェア「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(Geometry Manager Pro)をご用意。オプションのアップグレードキットET-UK20を適用することで、パソコンを用いた補正範囲の拡大やマスキングなどの拡張機能が利用できます。さらに自動スクリーン調整アップグレードキットET-CUK10を使用すれば、複数プロジェクターのセットアップ調整を自動的に行うことも可能。市販のカメラとパソコンをネットワークに接続することで、幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルを自動調整できます。
※ 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」を利用するには、最新ファームウェアへのアップデートとプロジェクターの登録が必要です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくと、ご自身でファームウェアを最新版にアップデートできるほか、Windows®用「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア(無料版)」(有償アップグレードキット:ET-UK20/ET-CUK10)のダウンロードや、ET-UK20/ET-CUK10のアクティベーションキーの取得が可能になります。ET-CUK10は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いてET-CUK10を利用するには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。
日々の運用を、シンプルに、快適に。
高速スタートアップ&クイックオフ
レーザー光源プロジェクターは立ち上がりが早く、電源オン後、すぐに出画が可能。また、使用後の冷却時間も不要で、いつでもすぐにシャットダウンできます。
Smart Projector Control対応
Smart Projector Controlは、パナソニック製プロジェクターをリモートコントロールできるスマートフォン向けアプリケーションソフトです。お手持ちのiPhone/Android端末にSmart Projector Controlをインストールし、パナソニック製プロジェクターが接続されているネットワーク*に無線LAN(Wi-Fi)で接続することで、レンズ調整や入力チャンネルの切り替え、プロジェクター状態の確認など、さまざまな操作が可能です。
* 無線LANのアクセスポイントが必要です。
複数台監視制御ソフトウェア・予兆監視システム
マップの表示、未登録機器の自動検索など便利な機能が備わった「複数台監視制御ソフトウェア」により、最大2,048台のデバイスをネットワーク経由で制御できます。また、90日間無料の「予兆監視システム」を使うことで*、リアルタイムでの監視や機器異常の検出を行うことも可能です。
*予兆監視機能を利用するには、事前に複数台監視制御ソフトウェア(Ver.2.0以上)のインストールが必要です。別途ライセンスをご購入の上、「PASS」にてアクティベーションを行ってください。
便利な機能・特長
・安全なレーザーシステム
・フェードイン&フェードアウト機能
・Art-Net DMX、Crestron Connected™、PJLink™に対応
・DICOMシミュレーションモード
・ Rec. 709準拠の色域に対応
・360度全方位に設置可能
安心して使用できる3年/20,000時間(換算使用時間)*を保証
パナソニックのSOLID SHINEレーザー技術により、ご使用中に、万一故障しても、3年もしくは20,000時間*まで保証いたします。
保証期間について…購入後3年もしくは20,000時間保証*となります。ただし、消耗品類(電池など)およびリモコンは保証対象外となります。
(注)本体購入後、同梱されている「お客様情報+保証書」に必要事項の記入を必ずお確かめの上、大切に保管してください。
(注)保証期間内であっても、有償修理となる場合がございます。
* 3年または使用時間20,000時間(換算使用時間)の早い方となります。
換算使用時間 = A × 1.0 + B × 0.8
A:[運用モード]を[ノーマル][ユーザー1][ユーザー2][ユーザー3]に設定した状態での光源の使用時間
B:[運用モード]を[ECO]に設定した状態での光源の使用時間
主な仕様
PT-RZ120JL(レンズ別売りモデル) | |
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光出力 | 12,000 lm |
解像度 | 1920 x 1200ドット |
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