公益財団法人 東京観光財団様
世界一の観光都市を目指し、東京の魅力を発信する公益団体
公益財団法人 東京観光財団様は、東京都のさまざまな文化的、歴史的、また先進的な魅力を最大限に活用し、外国から少しでも多くのお客様に東京に来ていただくことを目的として創設された外郭団体です。都内唯一の広域観光団体として観光振興を図るため、東京都、東京商工会議所、地域観光団体のほか、賛助会員である民間企業とも強いパートナーシップを結び、多種多様な事業を推進しています。
導入の経緯
屋外サイネージ液晶ディスプレイ+タッチパネルを組み合わせ、インタラクティブな“高機能型観光案内標識“として街頭に設置
「伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街。」を目指す東京。近年増加している外国からの訪日観光客が、さらに飛躍的に増えていくことが予測されています。また東京都では「『おもてなしの心』で世界中から訪れる人々を歓迎する都市の実現」を長期ビジョンのひとつとして策定しています。
公益法人 東京観光財団様では、訪日観光客を迎え入れる環境を一層充実させるため、デジタルサイネージシステムを“高機能型観光案内標識”として街頭に設置し、多岐に渡る東京の観光情報を、さまざまな言語で提供することを計画されました。
- 高い信頼性を実現する、屋外設置対応ディスプレイとして唯一の国内生産モデル。
- 2000cd/㎡の高輝度で、直射日光があたる環境下でも鮮明に映像を表示。
- 明るい画面で、街頭でのアイキャッチとしても効果的。
- ディスプレイ内部に外気を取り込み循環させる強制空冷システムを採用。
- 屋外設置時に問題となる「ブラックアウト」や画面への結露の発生を抑え、安定した映像表示を実現。
- 動作温度範囲-20℃〜50℃を実現。空調装置を使用せず筐体にセット可能。
という特長を持つ屋外サイネージ液晶ディスプレイTH-47LFX60J×2台にタッチパネルを組み合わせた映像表示装置を核として、さらにクラウドサーバーシステムなどパナソニックのソリューションを活用したサイネージシステムを提案、ご採用いただきました。
システムの紹介
街にとけこむスマートな筐体デザイン
屋外サイネージ液晶ディスプレイTH-47LFX60J を使用することで、筐体内部に収納する空調機器や停電時用バッテリーのスペースを削減。奥行き40cmのスマートな筐体デザインを実現し、通行量の多い歩道にも省スペースで設置できます。
ユーザーフレンドリーな簡単操作で、必要な情報を必要な言語で表示
高機能型観光案内標識には、1基あたり2台のディスプレイをセット。常に周辺地図が表示されており、ひと目見ただけでシステムの用途が分かります。ディスプレイの前面にはタッチパネルを組み合わせており、画面上のアイコンに触れるだけの直感的な操作で、多岐に渡る情報の提供を実現。日・英・中(繁体字・簡体字)・韓の4言語 5種類の表示切り換えもワンタッチで行えます。
表示されるコンテンツはwebをベースに構築。容易に更新できるため、変化の激しい東京の「今」を反映した情報提供が可能。QRコードやNFCを使って表示された情報をスマートフォンに転送できるので、高機能型観光案内標識から離れて目的地に向かう間も、手もとに情報を保存できます。
非常時にも安定した災害情報を提供
災害発生時には、1台のディスプレイが周辺の避難所を表示。多言語で案内することで、外国からのお客様にも対応します。もう1台のディスプレイは自動的にNHK放送に切り換わり、最新の状況を表示します。また停電時でも、筐体内部に収納したバッテリーで、約1時間システムを稼働できます。
主な納入機器 ソリューション
- 屋外サイネージ液晶ディスプレイ TH-47LFX60J ×2台 4基