品川区教育委員会様
通学路防犯
品川区内の公立小学校14校通学路に防犯カメラ66台を設置。
導入の背景
品川区教育委員会様では2015年2月〜3月にかけて、区内14の小学校の通学路に屋外対応型全方位カメラ66台を設置されました。主に人通りの少ない道、目の届きにくい道、事故の多い交差点などに配置しています。
2014年、東京都練馬区で下校中の男児3名が刃物で切りつけられるという事件が発生しました。こうした状況を踏まえ、東京都では、2020年東京五輪までにさらなる治安向上を目指して、都内の公立小学校全1300校の通学路に防犯カメラを設置する事業を進めています。1校につきカメラ5台を想定し、2018年度までに6500台を設置する予定です。
1校あたりのカメラ台数とコストが決まっていたことから、1台のカメラで広いエリアの監視が可能なパノラマ撮影ができ、なおかつ画角調整も容易なパナソニックの全方位カメラが採用されました。SDメモリーカードが64ギガあるため、都が示した「24時間撮影し、1週間程度の映像を保管」という基準にも対応しています。
またプライバシーゾーン(※)の設定により、地域住民の方々のプライバシーに配慮した撮影範囲の調整も可能となっています。品川区教育委員会様では残りの21校の通学路にも防犯カメラを設置される予定です。
概要と特徴
- 全方位カメラの使用によりカメラ設置台数を削減
- 通学路の設置環境におけるパノラマ録画
- 屋外設置(SD録画)のコンポーネント
- プラバシーゾーン(※)の設定により、地域住民へのプライバシーを保護
※:プライバシーゾーンは撮影場所(画面)の中に写したくない部分がある場合、その部分(プライバシーゾーン)だけを表示しないようにする機能。
主な納入機器 ソリューション
- WV-SW458 ×66台
- RP-SDGD64SWO ×66台