オカド様(英国)
オカド様(英国)

オカド様

配達ドライバーの運搬業務サポート
確かな分析力と技術力で、世界中のお客様のニーズに応えたい、徹底した現場目線でタフパッド FZ-M1のカーマウンターをカスタマイズ。

「パナソニックだったら応えてくれると、安心して任せることができました」

食料雑貨のオンライン・スーパーマーケットとして世界最大手のオカド様は、確かな分析力と技術力で、商品の仕入れから在庫管理、販売、配送にいたる一連の物流ネットワークを確固たるものとしています。これまで、オカド様はオンライン・スーパーマーケット業界のパイオニアとして、お客様のニーズに適切に応え、高品質なサービスを提供するため、独自のソリューションを構築してきました。その独自のソリューション開発において、最も重要な配送業務の軽減と効率化を目的として、パナソニックの最新型タブレット、タフパッド FZ-M1と、オカド様用にカスタマイズされたカーマウンターが導入されました。

写真:オカド様(英国)

導入の背景

オカド様では、これまでも、持ち運びに便利なパナソニックの手持ち式タブレットを使っていましたが、日々変化するお客様のニーズに応えたいと、頑丈で新しいデバイスの導入を検討していました。今回導入されるデバイスには、将来にわたって、お客様に満足して頂けるサービスを提供することはもちろん、お客様サービスをさらに拡大するための機能も期待されています。オカド様が保有する2,000台もの配達トラックは、週に6日、なんと1日あたり最長16時間も走行しています。今回、搭載する新しいデバイスとカーマウンターは、配達トラックの中で、かなりの振動が続くようなシーンが想定されており、激しい振動に耐えることのできる頑丈さが必要不可欠でした。

新しいデバイスに厳しい条件が求められている中、オカド様の開発部門マネージャーであるデイブ・ウッド氏は、これまで使ってきたパナソニックのデバイスがとても使いやすかったため、パナソニック製のデバイスであれば問題なく、これらの条件を満たすことができると信頼していました。ウッド氏が唯一心配したのは、新しいデバイスの導入が完了するまでに与えられた期間が、わずか9ヶ月しかなかったことです。この短い期間で、デバイスを選択し、導入されたデバイスで動かせるようにソフトウェアのアプリケーションを書き直し、そして、全車両にオカド様専用にカスタマイズされたカーマウンターを用意しなければならなかったからです。


導入のメリット

“タフ”なボディと多彩な機能で、いつでもドライバーをサポート

オカド様は、新しいデバイスとして、厳しい条件をすべてクリアできる機能を持った、パナソニックのタフパッド FZ-M1が最適であるということで導入を決めました。非常に頑丈であること、OSがWindowsであること、さらには、ドライバーが使いやすい7インチの画面であることが選定の大きなポイントとなりました。タフパッド FZ-M1は、流通・小売業の幅広い現場において、従来のデバイスよりも格段に優秀な機能を兼ね備えています。また、オカド様はタフパッド FZ-M1に、新たなシステム開発にも柔軟に対応できる機能を持っていると大きな期待を寄せています。

写真:FZ-M1使用イメージ

配達業務の中核を担うタフパッド FZ-M1は、人間の体で例えると、心臓の役割を果たしています。タフパッド FZ-M1は、ドライバーに配達のための最適なルートをナビゲートし、次のお客様にどの商品を配達するのか伝えます。また、バーコードリーダー内蔵型ですので、バーコードを読み取るための余分な端末は必要ありません。お届け時に不在のお客様には、商品のバーコードをスキャンして不在票を残したり、配達履歴を確認したりといった作業が手軽にすばやく行えるのです。さらに、トラックの庫内温度をリアルタイムで取得することができるので、生鮮食品も安心して運ぶことができ、高レベルな品質管理を実現しています。
写真:FZ-M1使用イメージ

オカド様で、タフパッド FZ-M1が選ばれたのには様々な理由があります。これまで使っていたデバイスよりも処理能力が上がったことや通信がより高速で行えるという性能上のメリットはもちろん、画面がより大きくなり、ドライバーが見やすくなったことと、簡単に持ち運べるという操作上のメリットもあるからです。そして何よりも、振動、衝撃、落下といったシーンが頻繁に起こりうる、厳しい業務環境に対応できる頑丈で“タフ”なデバイスだったことです。
写真:FZ-M1使用イメージ

タフパッドを活用したこれからの展望

ドライバーの声を反映して、こだわり抜いたカスタマイズ。世界中のお客様に高品質なサービスをお届けします。

デバイスの選定と同時に、配達車両に新型タフパッド FZ-M1を固定するために、軽量でしかも、耐久性のある専用のカーマウンターの導入も必須条件でした。配達車両内のドッキング・ステーションとなるカーマウンターは、タフパッド FZ-M1を1日に50回以上着脱することができるタフさ、車内で場所を取らないスリムさと軽量さが求められていました。また、オカド様の全世界中のドライバーが使用するため、ハンドル位置の左右を問わず、あらゆるタイプの車両にも簡単に実装できる必要がありました。加えて、配達車両に標準装備されているラジオ用スペースにきっちりと収まるコンパクトさも求められていたのです。

パナソニックの専門技術者チームは、デザイナーや製造担当者と協力し、オカド様のニーズに応えられる、オリジナルのカーマウンターを完成させました。 ウッド氏は、パナソニックが、この設計プロセスの中で、オカド様のアイディアに耳を傾け、また各段階でオカド様の意向に沿っているか確認して設計プロセスを進めていたことが非常に印象的だったそうです。パナソニックの専門技術者チームはオカド様との綿密なコミュニケーションの中で、オカド様のドライバーがどんな環境や車両で働いているのかを把握し、また、どんなカーマウンターが現場で必要とされているのかを正確に理解しました。わずか9ヶ月という短い期間で、安全性と安定性を兼ね備えた理想のカーマウンターが完成し、目標の期限どおりに、ついに新しいタフパッド FZ-M1を導入することができたのです。導入後、実際にタフパッド FZ-M1とカーマウンターを使ったドライバーからも使いやすいと高い評価を得ています。

オカド様はこれまで、オンライン・スーパーマーケット業界をリードし、その確かな実績で、「年間業界賞」や「年内小売業界金賞」といった数々の賞を受賞されています。オカド様は今後もタフパッド FZ-M1を使って、世界中のお客様へ高品質なサービスを提供し続けるでしょう。

写真:FZ-M1使用イメージ

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頑丈7型タブレット タフパッド FZ-M1