兵庫県 川西市様
導入の背景
兵庫県の東南部に位置し、東は大阪府との県境に面している川西市様では、子供たちの安全確保と犯罪の未然防止を目的として、市内16の小学校区の通学路等に、各10台ずつ計160台のi-PRO SmartHD 屋外対応型ドームネットワークカメラを設置されました。 防犯カメラシステムの導入を推進された川西市生活相談課には、近年、地域住民の皆さんから防犯カメラ設置を望む声が多く寄せられていました。そこで、市の生活安全事業として平成27年に本プロジェクトをスタートさせ、平成29年4月18日より運用を開始しました。
防犯カメラの設置場所選定に際しては、川西警察署のアドバイスを元に、過去に子供たちが巻き込まれた事件や事故が発生した場所や、学校周辺の交差点、人通りの少ない場所などを中心に基本となる設置場所案を作成。その案を元にコミュニティ組織を通じて地域の方の意見を聴きながら、地域のご要望を最大限に反映させた設置場所になるように決定していきました。
ネットワークカメラ WV-SFV611Lを採用。
概要と特徴
市内の小学校区に設置した計160台のi-PRO SmartHD 屋外対応型ドームネットワークカメラの各映像は、カメラに内蔵されたSDカードに保存されます。
川西市様では本システムの管理運用にあたり、プライバシーに配慮する観点から要綱を定め、映像の常時モニタリングはせず、カメラ設置場所周辺で事件や事故が起きた際に捜査機関から申請があった場合のみ利用することとしています。またプライバシー保護のため、近隣の家の窓や庭が映り込まないようアングルを調整したり、マスキング処理(カメラに映り込まないよう塗りつぶす)をおこなっています。映像はカメラに内蔵されたSDカードに約7日間保存され、自動上書きにより順次消去されます。
市内に設置された各防犯カメラには、市のイメージキャラクターである「きんたくん」のイラストを添えた告示板が併設されています。防犯カメラが設置されていることをアピールすることで、体感治安の向上にも役立っています。
川西市様では、事件や事故の発生時に、防犯カメラ映像を捜査機関へ適切に提供し、犯人や事故原因の早期特定、事件解決に貢献していくことで、犯罪や事故が発生しにくい地域づくりを目指されています。
主な納入機器 ソリューション
街頭防犯カメラ関係機器
- i-PRO SmartHD 屋外対応型ドームネットワークカメラ WV-SFV611L ×160台
- MLCタイプ128GB SDXCカード RP-SDUE12SWA ×160台
- スモークドームカバー WV-CW7S ×160台
- P-MVNOモバイルサービズ定額プランL パケットシェア付き ×160台 他
管理パソコン関係機器
- デスクトップPC
- ノートPC Let's note CF-SZ6ED9QS
- 管理ソフト WV-ASM200
- 管理ソフト機能拡張ソフトウェア WV-ASE203W 他
日環アリーナ栃木様
栃木県総合運動公園 東エリア整備運営事業 大型映像設備
栃木初※の大型ワイドLED表示装置&ライブスイッチャー。選手も観客も見やすい映像演出を追求して、進化中。
※屋内水泳場設備として(2021年3月現在)
観光庁様 「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」
実証実験 富士山エリア観光DX革新コンソーシアムによる、富士五湖周辺エリアでの観光型MaaS「手ぶら観光サービス」の実証実験
顔認証を活用した周遊eチケットで複数の観光施設と交通機関をシームレスに融合。エリア全体の回遊性向上と非接触で安心・安全な観光の両立を実現。
道の駅 「ライスランドふかがわ」様
AIマスク非着用検知・お知らせシステム、館内デジタルサイネージシステム
AIカメラでマスクの非着用を検知してデジタルサイネージでお知らせ。販売促進用デジタルサイネージを館内での注意喚起へも活用。
行政システム株式会社様
実証実験 参議院長野県選出議員補欠選挙での人密集度可視化ソリューションの実証実験
カメラで撮影した画像から投票所における待機列の人数を自動的に、かつリアルタイムに計測。