日本郵便株式会社様 市川南郵便局
日本郵便株式会社様 市川南郵便局

日本郵便株式会社様 市川南郵便局

スマートフォンを活用した運送便動態管理サービス
紙と押印による対面での運送便管理をデジタル化。リアルタイムで情報を共有し業務の効率化を実現。

課題

地域区分局における運送便の授受、管理業務等の局内作業を効率化したい。

解決策

スマートフォンを活用した運送便動態管理サービスの採用で、業務のデジタル化による局内作業の効率化を実現。

郵便局員やドライバーからは紙を使わなくなったことで業務が円滑になったと好評です。また到着側の郵便局ではパレットの内容品種別やトラックの現在位置などを把握でき、その後の作業段取りが組みやすくなりました。

日本郵便株式会社 輸送部長 内田 豊己様

背景

紙と押印による対面作業だった運送便の発着管理に着目

近年のEC市場の成長に伴い、宅配市場全体としては荷物量の増加や荷物の小型化、受け取り方の多様化が進んでいます。日本郵便株式会社様では平常時でも1日に11,000便もの局間の運送便があり、国内で叫ばれている物流全体の課題も強く意識する中、業務変革は必須と考えられていました。そこで、これまで紙と押印で行っていた管理体制の改善に着目。業務のデジタル化による局内作業の効率化が検討されました。


導入した理由

輸送業務のDXを進める土台をつくる運送便動態管理サービス

これまで郵便局の運送便受付場(帳場)では、パレットの授受や運送便の管理のための運送記(紙の帳票)を用いた、局員とドライバーによる対面授受および相互押印が行われていました。また、トラックの遅延状況の確認は主に電話で行われ、確認に時間がかかっていました。日本郵便株式会社 輸送部長 内田 豊己様は「大きな郵便局ではドライバーがトラックと帳場の往復に時間を取られていましたし、繁忙時間には受付にドライバーの列ができていました。また到着側の郵便局ではトラックの現在位置や積み荷の詳細が分からないため正確な受け入れ準備ができませんでした。これを一度に解決したのがスマートフォンを用いた運送便動態管理サービスです。このサービスの採用で輸送業務のDXを進める土台ができました」と語ります。


導入の効果

運送記(紙の帳票)の運用が不要になりパレットの内容品の種別もスマートフォンで共有

サービスの導入により、運送便の発着業務から運送記の対面での相互押印がなくなりました。またこれまで便の詳細はパソコンからしか確認できませんでしたが、局員それぞれがスマートフォンでリアルタイムに確認できるようになりました。日本郵便株式会社 内田様は「紙を使わなくなったことで、広い局内の移動や押印作業などの必要がなくなり、時間が大幅に短縮されたと好評です。また、到着側の郵便局では、あらかじめ行先情報やパレットの内容品種別を把握できるようになったことで、その後の作業段取りが組みやすくなったなど、効率化に繋がっています。長距離で複数局に立ち寄る全国規模の運用では、さらに有効になってくると考えています」と語ります。また日本郵便輸送株式会社 市川営業所 運行管理長 相島 武様は「以前はパレットをトラックに積む際に迷うことがありましたが、現在は該当パレットがスマートフォンに一覧で表示されます。問い合わせの必要性が大幅に減 り、時間をかけずに正確な判断ができるようになりました」と話します。日本郵便輸送株式会社 市川営業所 ドライバー 青木 栄一様は、「ドライバーが使用するアプリも直感的に操作でき、運送記からの移行もスムーズでした」と評価します。

局員それぞれがスマートフォンでトラックの 現在位置を把握。事前準備を円滑化

これまでは電話で複数の担当を介しての連絡が必要だったトラックの現在位置の確認は、局員それぞれがスマートフォンで行えるようになりました。日本郵便株式会社 輸送部 係長 近野 裕樹様は「郵便局や運送会社がトラックの現在位置などを確認できるようになったことで、確実かつ効率的な業務運行につながっています。また天候が不安定な昨今、業務面だけでなく、トラック状況が分かることは安全面でも有効と考えています」と評価します。また、日本郵便株式会社 市川南郵便局 ゆうパック部主任 谷津 孝宏様は「以前は遅延などが発生した場合に、運送便が実際に到着するまで状況がわからず、タイトな業務運行になることもありました。現在はスマートフォンでトラックの現在位置をすぐに確認できるので、事前に把握・準備ができるようになりました」と話します。


局員用スマートフォンのテレマティクス画面イメージ
局員用スマートフォンのテレマティクス画面イメージ。
ドライバー用スマートフォンの運送便情報画面イメージ
ドライバー用スマートフォンの運送便情報画面イメージ。
写真:局員がパレットをバースに並べ、宛先や内容品情報の入った二次元コードを読み込み
局員がパレットをバースに並べ、宛先や内容品情報の入った二次元コードを読み込み。
写真:二次元コードを読み取る様子(局員)
二次元コードを読み取る様子(局員)。
写真:二次元コードを読み取る様子(ドライバー)
二次元コードを読み取る様子(ドライバー)。
写真:ドライバーはスマートフォンでパレットの二次元コードを読み取り、トラックへ積込  (積載予定ではないパレットの二次元コードを読み取るとアラート通知)
ドライバーはスマートフォンでパレットの二次元コードを読み取り、トラックへ積込(積載予定ではないパレットの二次元コードを読み取るとアラート通知)。
写真:運送便の現在地確認や、運送実績データの抽出ができる管理者用パソコン
運送便の現在地確認や、運送実績データの抽出ができる管理者用パソコン。
写真:全国宛・全国来の郵便物などを区分、仕分けする市川南郵便局
全国宛・全国来の郵便物などを区分、仕分けする市川南郵便局。

システムイメージ

お客様の声

業務の効率化はもちろん、蓄積されたデータの活用へも取り組んでいきます

中期経営計画(JPビジョン2025)において、「データドリブンによる郵便・物流改革(通称P-DX)」を掲げ、郵便・物流分野全体でDXの取り組みを推進しています。輸送分野だけでなく、今後、他部門ともデータを共有・活用していくことで、お客様へ更なる付加価値を提供できるようなサービスの土台になると考えます。現在は千葉県北西部エリアのみでの運用ですが、そこで安定的かつ効率的な運用スキームを確立し、全国へ展開していきたいです。また業務で自動的に得られる運送データや積載データをAIによる分析・シミュレーションすることで、コストはもちろん、CO2削減などの環境貢献にもつながる取り組みとして、効率的な運送ダイヤの生成などへ活用していきたいと考えています。(内田様)


写真;日本郵便株式会社 輸送部長 内田 豊己様(写真左) 輸送部 係長 近野 裕樹様(写真右)
日本郵便株式会社
輸送部長 内田 豊己様(写真左)
輸送部 係長 近野 裕樹様(写真右)

※所属は納入時のものです。
写真:日本郵便株式会社  市川南郵便局 ゆうパック部 主任  谷津 孝宏様
日本郵便株式会社
市川南郵便局 ゆうパック部 主任
谷津 孝宏様

※所属は納入時のものです。
写真:日本郵便輸送株式会社  市川営業所 運行管理長 相島 武様(写真左) 市川営業所 ドライバー 青木 栄一様(写真右)
日本郵便輸送株式会社
市川営業所 運行管理長 相島 武様(写真左)
市川営業所 ドライバー 青木 栄一様(写真右)

※所属は納入時のものです。

お客様紹介

お客さまと地域を支える「共創プラットフォーム」を目指して

全国に約24,000局ある郵便局で、郵便・貯金・保険のグループ3社の商品を中心に生活に密着したユニバーサルサービスを提供。創業以来約150年の歴史を持つ「郵便局ネットワーク」と「郵便・物流のネットワーク」 を活かし、多様化するニーズへきめ細かく対応できる新しい価値の創造に取り組まれています。

日本郵便株式会社様 本社
所在地: 東京都千代田区大手町二丁目3番1号
URL: https://www.post.japanpost.jp
撮影場所: 日本郵便株式会社様 市川南郵便局 千葉県市川市塩浜1-12 三井不動産ロジスティクスパーク市川塩浜Ⅱ内


写真:市川南郵便局
DX本格運用の次世代型地域区分郵便局としてオープンした市川南郵便局
地図

関連機器・サービス

マルチデバイス動態管理サービス

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ドライバーは、スマートフォンからクラウドサーバーにアクセスし、配送計画の作成、配送状況の登録、納品先での検品作業などが可能。管理者はPCからリアルタイムに配送状況を確認でき、到着予測時間確認。