株式会社大阪国際会議場様 グランキューブ大阪
2000年に堂島川を臨む中之島に開業し“グランキューブ大阪”の名で親しまれる大阪府立国際会議場は、地上13階・地下3階建て、メインホールには最大2754人を収容可能。医療機関をはじめ、さまざまな分野の学会が開かれるほか、コンサートや舞台、企業の会合や教育機関の式典など、幅広いイベントが催されています。
導入の経緯
先駆けて高輝度モデルを採用
場内の明るさを保ってスクリーンを見ながら手元の資料も確認でき、メモも取れる。というお客様が望まれる利用の仕方を叶えるために、グランキューブ大阪様では数年来プロジェクターの入れ替えを検討されていました。営業部 施設管理課 課長補佐 喜作智朗様によれば「当初は、その頃に最上位クラスだった20000 lmのものを考えていたのですが、ちょうど入れ替えプランが本格化してきた頃に30000 lmの機種が新たにリリースされると知り、デモンストレーションの機会を設け、検証しました。レーザー光源ならではの立ち上がりの速さと、30000 lmの明るさに驚きましたね。これなら高解像度のコンテンツ・データも鮮明に投射できますし、お客様が望む利用方法も叶えられると思いました」とのこと。「3チップDLP?方式プロジェクターをはじめ、既設機器としていくつもパナソニック製品を使用していましたから、保守・メンテナンス対応の素晴らしさも分かっていましたので安心感もありました」と当社製PT-RZ31KJをご採用いただきました。
システムの紹介
お客様の多様なニーズに対応
PT-RZ31KJの明るさは周囲からも導入直後から好評だったそうで「既存のスクリーンに投射しているにもかかわらず『まるでサイネージのよう』という声も上がりました。350インチの大きさでも中央部と周辺部の色・明るさ・コントラストに差がなく、格段に見やすくなったと思いますね」。さらに「既存のプロジェクターにはなかったHDMIやDVI、3G-SDIなど、さまざまな方式の入力端子をプロジェクター本体にご用意しましたので、今後はお客様のより多様な映像コンテンツ・ニーズにお応えできると思います」。
用途に合わせて機種を選択
今回の機器入れ替えではメインホ-ルだけでなく、3階のイベントホールや10階の各会議室で使用するための“移動式”プロジェクターとして20000 lmクラスのPT-DZ21K2J・2台もご採用いただきました。「投射距離がメインホールより短いので、20000 lmでも充分な明るさですね。またメインホールでは据え置きで使用していますが、こちらは専用の移動式架台に設置した状態で、要望に応じて部屋・階を跨いで活用していますから、会場の設営状況に合わせて自在に場所を動かせますし、それに合わせてレンズも最適なものに付け替えて使用します。」そのため「手持ちの、種類が豊富なパナソニック社のレンズを流用できることも採用の大きな決め手になりました」。設営状況によっては来場者のすぐ傍にセッティングすることもあるため「運転音が静かであることや、機器排熱が抑えられていることも欠かせない条件ですが、パナソニック製プロジェクターはどちらの面でも優れているなと感じますね。だからどんな設営状況でもお客様にご迷惑を掛けずに、安心して使用できます。」と、パナソニックのテクノロジーに満足いただけておられました。
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- プロジェクター