福岡市立福翔高等学校様
概要と特長
福岡市立福翔高等学校様では、LL教室のリプレイスに併せて2部屋あったLL教室の1部屋をグループ学修支援システム「Acolla」を中心としたアクティブ・ラーニング教室へ移行し、もう1部屋にはマルチメディア授業支援システム「L3StageEZV2」を中心としたCALL教室設備を導入されました。
【アクティブ・ラーニング教室】
各教科において従来の受動的な授業だけではなくPBL(※1)等の能動的な授業を実施することで、コミュニケーション能力の伸長を目的に設置。レイアウトフリー什器で自由な雰囲気の授業が可能です。アクティブ・ラーニングを実現するツールとして、グループ討議、プレゼン機能を強化したアプリケーション「Acolla」が導入されました。
<グループ学修支援システム「Acolla」の特長>
- より深いアクティブ・ラーニングを支援
ICTの活用により、講義や研修の出席者が主体性を持って探求・発表・交流でき、学びの深化を支援。 - グループディスカッションをより効率的に
「付箋(カード)作成」や「グループ連携」機能に加え、感想・評価機能も搭載。グループディスカッションやプレゼンテーションを効率的に進行できる。 - 自由度の高いシステム構成
サーバレスのシステムで、参加者のノートPCやタブレット、スマートフォンなどをそのまま使って学修できるマルチOS機能をそなえている。電子黒板やプロジェクターなど運用に合った機器を選択できる。
※1 PBL(project-based learning)は自ら設定した課題、または与えられた課題を解決していく過程で、さまざまな能力を育成する学習。
【CALL教室】
リニューアルされ約40人が利用可能なCALL教室には、簡単にグループ化が行なえ、アクティブ・ラーニングにも対応したマルチメディア授業支援システム「L3StageEZV2」が導入されました。授業時間だけではなく、家庭や通学時間などでも学習できることから「VSS Suite」を導入。8ヶ国語に対応したクラウド型語学学習システムでいつでもどこでも、どの端末でも学習が可能となっています。
<マルチメディア授業支援システム「L3StageEZV2」の特長>
- ワンタッチ操作「My Call」機能で簡単授業進行。
PCの電源管理/操作ロック/ブラックアウトや音声教材の配信・一斉録音/音声回収、ペアレッスン、ファイル回収などがワンタッチ操作で簡単にできる。 - グループ学習がワンタッチで行なえる。
グループ分けは、先生のPCから任意の学生(生徒)を選んでワンタッチで設定可能。席を移動することなくグループディスカッションが簡単に行なえる。 - 高品質な音声・動画教材を配信。
高品質音声/動画処理技術で、遅くしても速くしても自然で聞き取り易い話速再生を実現している。
お客様の声
福岡市立福翔高等学校
江口先生
学校自体の目的として学力+コミュニケーション能力をつけさせようという事が根本にありました。また、文部科学省でも推奨していますが、一方的な授業だけではなく、課題を見つけて解決していく「課題解決型学習」を実施していくことが、最終的に学力が身に付く方法ではないかと思っています。
英語科でリニューアルする部屋が使えないかということで考えていたところ、ちょうどパナソニックから提案がありアクティブ・ラーニング教室へ更新することになりました。
CALL教室も今回はクラウドでVSSが使え、学校だけでははく、通学途中や自宅でも学習することができます。LL教室時代は英語科だけでしたが、韓国語や中国語など他の授業でも使用することができるようになりました。 これからはやる気のある生徒はクラウドにより、自分のペースで、どんどん利用することができるようになります。積極的に学習できるような環境を整えてあげることが私達の使命でもあると思っていますので、この2教室で様々な利用方法を考えて実践していきたいと思っています。
江口先生
主な納入機器 ソリューション
- グループ学修支援システム「Acolla」 ×2台
- マルチメディア学習支援システム「L3StageEZV2」
- 語学学習システム「VSS Suite」
- PT-RZ570JW ×2台
- レッツノート RZ5 ×35台
- TH-50BF1J ×8台
他