株式会社長崎ケーブルメディア様

情報カメラシステム
今後本格化する4K放送に向け、将来を見据えたワークフローを構築。

株式会社長崎ケーブルメディア様は、日本ケーブルテレビ連盟による4K放送専門チャンネル「ケーブル4K」に20以上のコンテンツを提供するなど、4Kコンテンツの制作に積極的に取り組まれています。現在、HDで放送されている長崎ケーブルメディア様のコミュニティチャンネルにおいても、人気コンテンツは4K撮影へ移行を進めており、今後本格化する4K放送に向けた番組制作のワークフローを構築されています。その中で、4K撮影が可能な情報カメラの導入を以前から検討されており、2016年8月に4KインテグレーテッドカメラAW-UE70Kをご導入いただきました。カメラは長崎市内を眺望する鍋冠山公園展望台に設置されており、長崎港に毎朝寄港するクルーズ客船を眺めることができます。AW-UE70Kの高画質なズーム機能により港口に架かる女神大橋を通過し、入港するクルーズ客船の様子を鮮明に映し出すことができています。操作はサブコントロールルームに導入されたリモートカメラコントローラーAW-RP50で行い、撮影した映像はコミュニティチャンネルの中継だけでなく、24時間のライブ番組として、長崎市内の交通情報カメラと切り替えながら放送されています。家にいながらいつでも長崎市内の様子を知ることができると、視聴者から好評の番組です。

写真:鍋冠山公園展望台から眺望する長崎港
鍋冠山公園展望台から眺望する長崎港。
写真:サブコントロールルームに設置されたリモートカメラコントローラーAW-RP50
サブコントロールルームに設置されたリモートカメラコントローラーAW-RP50。
写真:リモートカメラコントローラーAW-RP50を使用して約5km離れた鍋冠山公園展望台のカメラを操作
リモートカメラコントローラーAW-RP50を使用して約5km離れた鍋冠山公園展望台のカメラを操作。
写真:株式会社長崎ケーブルメディア様
株式会社長崎ケーブルメディア様

お客様の声

株式会社長崎ケーブルメディア
放送部 主任
常田茂雄 様


コミュニティチャンネルでは毎日生放送を行っていますが、これまで情報カメラは使用しておらず、番組の合間に使用できる長崎市内の風景映像が必要と考えていました。そこで、長崎を代表する風景である長崎港の映像を中継で流そうと、鍋冠山公園展望台に情報カメラの設置を決定しました。長崎ケーブルメディアでは将来的にコミュニティチャンネルの4K放送を見据えているため、中継に使う情報カメラの選定は4Kに限られました。数社で比較検討を行いましたが、これまでに屋外ハウジングで実績のあったことが決め手となり、AW-UE70Kの導入に至りました。また、局内の取材系カメラはパナソニック製カメラを多数導入しており、制作スタッフが使い慣れたカメラメーカーとして、パナソニックさんに信頼を置いていることも、選定の大きなポイントになりました。その後、実際にデモを行っていただき、初めて映像を見た際には、遠方にあるクルーズ客船のディテールを鮮明に映し出していて、この価格帯のカメラでここまで綺麗に映るのかと驚愕しました。このカメラなら将来的な4K制作でも十分に活躍してくれるだろうと期待できました。

写真:株式会社長崎ケーブルメディア 放送部 主任 常田茂雄 様
株式会社長崎ケーブルメディア
放送部 主任
常田茂雄 様

システム構成図

システム構成図

主な納入機器 ソリューション

  • 4Kインテグレーテッドカメラ AW-UE70K ×1台
  • 屋外ドームハウジング 特注 ×1式
  • リモートカメラコントローラー AW-RP50 ×1台