兵庫県南あわじ市様
デジタル防災行政無線システム
災害により通信障害等が起こった場合でも緊急情報等を受信・情報伝達できるデジタル防災行政無線を整備。
概要と特徴
南あわじ市様は兵庫県の最南端にあり、2005年1月11日に三原郡三原町、緑町、西淡町、南淡町が合併して誕生しました。これまで南あわじ市様では防災無線設備は導入されておらず、音声告知情報はCATV設備として導入された域内IP告知設備を使用されていましたが、機器の老朽化に伴いこのたびリニューアルされることとなりました。
当初は既設の域内IP告知設備のリニューアルを予定されていましたが、既設のCATV設備も活用しながらデジタル防災無線設備を導入するハイブリット運用(有線・無線共用)を採用される事になりました。これにより、災害により日頃使用しているCATV網や電話線が断線し、通信障害等が起こった場合でも、デジタル防災無線設備により緊急情報等を受信・情報伝達ができるしくみが構築されました。
デジタル防災無線設備は親局を市役所本館に設置され、現在有線で使用されている屋外スピーカーの無線化工事を実施しました。昨年度中にはセンター設備、屋外設備の構築を終え、今年度中に全家庭19,500世帯の戸別受信機(ハイブリッド型)を入れ替えていくことになっています。
主な納入機器 ソリューション
防災行政無線
デジタル同報設備
- 親局 × 1式
- 中継局 × 4局
- 簡易中継局 × 5局
- 屋外拡声子局 × 125局
- 戸別受信機 × 19,500台
防災情報システム
- 防災情報システム × 1式
- 複数メディア × 1式
- ネットワークカメラ × 17台
- ネットワークディスクレコーダ × 1台
- 気象観測装置(雨量計、風向風速計) × 4箇所
危機管理センター
- 98(4K)インチ液晶ディスプレイ × 1台
- 戸別受信機管理システム × 1式