Women’s Work Styles
女性の活躍を支援する取り組み
パナソニック コネクトでは、
社員が出産・育児などのライフイベントを迎えても
自分らしく働き続けることが出来るよう、制度の整備や、
制度を活用しやすい環境づくりに取り組んでいます。
すべての社員が公平に活躍し能力を
発揮できる環境であることが、お客さまや社会へのお役立ち、
貢献につながると信じています。
01Environments & Systems for Everyone
誰もが活躍できる
環境と制度
自身のキャリアや働き方を考えて、子育てを優先したい時期や、仕事に集中して経験を積みたい時期など、一人ひとりがどんなライフステージにあっても、プロフェッショナルとして輝ける環境づくりを大切にしています。それぞれのライフステージに合わせて希望するキャリア形成を実現した例として、実際に制度を活用した社員のインタビューをご紹介します。


育休復帰後、働き方への意識が大きく変化。周囲の協力と制度活用で新ポジションでも活躍。
コロナ禍の真っただ中の2019年12月に出産し、翌2021年5月に復職しました。現在はワーク&ライフサポート勤務制度(時短勤務、短日勤務などの制度)を活用し、時短フレックス勤務で働いています。出産前は営業の仕事で長時間労働もいとわない気持ちで働いていましたが、復職後は「少ない時間で成果を出そう」と効率的に働くことを心がけてきました。
周囲の支えもありながら、新規顧客との共創プロジェクトで大きな実績を出し、社内表彰をいただきました。この実績と上司の後押しを受けて、2024年4月にアシスタントマネージャーに昇格しました。
職場の理解には本当に助けられています。チーム内に先輩ママがいて属人的な仕事の進め方にならないようアドバイスをもらったり、子どもの急病などで休む際も上司が現場対応を代わってくれたりしました。
夫も同じ会社にいるので、例えば私が出張する際は夫が対応するなど、事前にスケジュールを調整することで、協力して育児と仕事の両立を行っています。
時には時間内に仕事が終わりきらず残ってしまうこともありますが、休日は家庭の時間を大切にするようメリハリをつけることで、平日の生産性が向上し成果につながっていると思います。これからも家庭と両立しながら、さらなるチャレンジを目指していきたいと思っています。


育休がキャリアの転機に。チャレンジを続けて自分らしいキャリアを目指す。
1人目を2019年3月に、2人目を2023年7月に出産しました。1人目の妊娠中にマネージャーに昇格し、一般社員として復職しました。しかし、マネージャーがどのように仕事を進め、部下と1on1を行うのかを体感し理解する経験があったからこそ、復職後に「またマネージャーにチャレンジしたい」という意欲を持って、昇進の機会にチャレンジし、再びマネージャーになることができました。
育休期間中、キャリアブランクへの焦りからスキルアップに励みました。第1子の時は社外の育休コミュニティに参画し、本業では携わっていなかったマーケティングやイベントの企画・広報の仕事にチャレンジしていました。第2子の時は自分のキャリアと向き合い、キャリアコンサルタントを目指すことにしました。そして復職後に勉強を始め、国家資格を取得しました。現在は取得した資格を活かして専門職的立場のシニアエキスパートとして勤務しています。
仕事と育児・家事の両立は大変ですが、子どもと一緒に早く寝る代わりに毎朝5時に起きて、6時半までを自分だけの時間と決めて「朝活」をしています。また夫と協力して、週2日と週3日で子育ての役割を分担しています。さらに学校や保育園だけでなく、習い事や祖父母など外部の“依存先”も増やすことで、家族全員が楽しく、いきいきと過ごせる環境を整えています。
今後は、本業はもちろん、グローバルなチャレンジや女性のキャリア支援といった社外での活動にも取り組んでいきたいと考えています。


マネージャーの立場での育休。制度活用とお互いに頼りあえる仲間との関係性がカギ。
第3子が2021年11月に生まれた際、育児休業を1カ月取得しました。マネージャー職だったので、業務の円滑な継続のため、約3カ月前から計画的に引き継ぎを始めました。マネジメント業務は上司に、自身の担当業務は3〜4人のメンバーに引き継ぎ、それぞれが自律的に業務を進められる環境を整えることに注力しました。
育休中は、上の子どもたちの送り迎えや家事の大半を担当しました。特に不規則な夜間の第3子のケア全般を妻が担ってくれていたので、朝の通園・通学準備や朝食は主に私が担当しました。
復職後から今も変わらず様々な家事を担っています。それでも仕事とのバランスは取れていると実感できるのは、「Work Anywhere」や「ファミリーサポート休暇」などの制度を活用できているからです。私は大手通信会社から転職してきたのですが、こうした自由度が高く働ける制度が当社への転職の決め手の一つでした。
日頃からメンバー間で情報を共有し、互いに頼り合える関係性を築けるチーム作りを意識しています。そうすることで、誰かが育児や介護などで不在となった場合でも、チームとして成果を出し続けられる組織になれると考えています。
02Gender Gap Elimination in Numbers
数字で見るジェンダーギャップ解消
目標
2035年に女性管理職比率
実績
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新卒入社者女性比率
※高卒、高専卒、大卒、院卒含む
4月1日入社者で算出。 -
キャリア入社者女性比率
※4月1日~翌年3月31日までに中途入社した社員。
嘱託・グループ内転籍は除く。 -
在籍人数に占める女性比率
※正社員、臨時従業員の在籍人数で算出。
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女性管理職
※正社員の在籍人数で算出。
03Childcare Support
育児休業・育児支援
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卵子凍結への費用補助当社で働く女性社員の自律的なライフプラン設計を支援するために、卵子凍結への費用補助を、2023年10月より、国内社員向けの福利厚生制度として導入。
社員が卵子凍結を行うクリニックに対して支払う採卵・凍結費用を、34歳以下の女性社員※を対象に、40万円を上限に補助。制度導入後2027年度までは39歳以下まで対象。
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産前産後の休暇出産当日および産前 56 日間、出産後56日間の休暇の取得が可能。
多胎妊娠(双子・三つ子等)場合は別途日程設定あり。
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産休・育休面談産休・育休を取得する女性社員へのサポートを目的に、上司・人事と合計3回の面談を実施。女性社員が安心して休暇を取得し復帰できること及び、その上司が部下の状況を正しく認識し個々人に配慮した対応を行うことを目的に、産休・育休取得のサポートだけでなく、取得後のキャリアやワークスタイルについて共有。
1回目:産休開始1か月前まで
2回目:復職の1~2か月前
3回目:復職後3か月後 -
出生時育児休業・育児休業出生時育児休業は、子が生後8週間になるまでに4週間休業できる。取得にあたっては、2回まで分割が可能で、一定条件を満たすことで休業期間中の就業も可能としている。育児休業は、子が小学校就学直後4月末日に達する日までの間で、通算730日以内を限度として取得が可能。出生時育休または育休のうち1回について、30日間(歴日)の就業日は出勤扱いとし有給となる。なお、男性社員に対しては「お子さんが1歳になるまでに30日間」という推奨期間を設定し、育休取得を推進。
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育英補助給付金満18歳の3月末日に達しない扶養対象かつ同居の子を教育する社員を対象に子1人あたり月10,000円を支給。(管理職は対象外)
男性育休の取得が進むことにより、お互いを認め支え合う風土づくりや
効率的な働き方が促進されるよう「取得率100%」を目指しています。














