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「おもしろい仕事をしたい」目の前の仕事に全力で向き合ってきた道のりがキャリアに
新たなステージで活躍している「パナソニック コネクト卒業生」をゲストに迎え、それぞれのキャリア観を紐解いていく「コネクトタレントコミュニティラジオ」。第6回のゲストは、松本 舞さんです。2009年に新卒でパナソニックに入社し、現在はIT企業でフェローのサポートをしています。「おもしろい仕事をしたい」という想いを軸にした松本さんのキャリアをたどります。
渉外がキャリアのスタート。出産を機に働き方を見つめ直して社内公募に挑戦
――まずは、新卒でパナソニックに入社してから担当していたお仕事について教えてください。
――その後、パナソニック コネクト※へ転籍されて、経営企画やカルチャー変革の推進を担当されたそうですが、経緯を教えてください。
渉外の仕事にはやりがいを感じていましたが、一方で、ちょうどその頃は子どもが生まれたことを機に、働き方やこれからのキャリアを考えている時期でもありました。
そのタイミングで、パナソニック コネクトが東京に本社を移転することになり、社内公募をしていたのです。その情報を見つけて、「仕事もおもしろそうだし、これまでの経験を活かせるのではないか」と感じて応募しました。
面接の際には、「残業はほとんどできないと思います」と正直に伝えたのですが、「成果が出るのであれば働き方は問いません」という返事をもらい、勇気をもらったことを覚えています。
※当時は、パナソニックコネクティッドソリューションズ社(CNS)
――成果主義ということですね。それはある意味プレッシャーもあると思うのですが、松本さんは「勇気をもらった」と感じたのですか?
当時はまだ、長時間働けることや毎日会社に来ることが世の中のスタンダードだったように思います。けれど、私自身は働き方に制約がある中で、「この先どうすればいいのか」と悩んでいたのです。そのため、「ここなら堂々と顔を上げて働くことができる」と感じました。
インタビュアーのパナソニック コネクトの鈴木さん(左)と松本さん(右)
時には痛い目を見ながらも、目の前にある仕事に全力で向き合う
――パナソニック コネクトでは、具体的にどのような業務を担当されていたのでしょうか。
主に経営層のサポートを中心に、経営トップからの発信や投資家向けの発信であるIRなどを担当していました。その後、全社ミーティング「ALL HANDS MEETING」のコンテンツ制作や、経営層が社内外の講演で使用する資料の作成、当日の対応など、多岐にわたる業務に携わっていました。
――当時はカルチャー改革の初期でしたから、苦労も多かったと思います。仕事に取り組む上で、松本さんご自身のキャリアプランや軸のようなものはあったのでしょうか。
実は、きちんとキャリアプランをしっかりと考えたことは、ほとんどありません。「目の前にある仕事に、とにかく全力で取り組んでみる」というスタイルで仕事をしてきました。
ただ、振り返ってみると、自分の中には、「おもしろい人と、おもしろい仕事をしたい」ということが軸としてあったと思います。
「おもしろい人」というのは、フェアであること、倫理観があること、逃げないことなど、人間として尊敬できる土台がある上で、強烈な個性を持っている方のこと。「おもしろい仕事」というのは、誰もやったことがない新しい仕事や、チャレンジングで時に「痛い目を見ることもある」仕事のことです。正解のない仕事に試行錯誤することにおもしろさを感じるのです。
そういった意味では、「ALL HANDS MEETING」のコンテンツ制作は「おもしろい仕事」でしたね。四半期に一度開催されるので、「終わった」と思ってひと息ついても、またすぐに次の準備が始まります。終わりなきループで大変なのですが、経営トップの考え方や会社の方向性を皆に理解してもらうために、さまざまな工夫をする必要があります。まさに正解のない仕事で、とてもやりがいを感じました。
まずは手を伸ばして挑戦してみれば、たとえ失敗しても人生の「ネタ」になる
――現在は、どのようなお仕事をされていますか?
2022年に転職し、スタートアップを経て、現在はIT企業でフェローのサポートをしています。メッセージの発信や講演資料の作成、当日の対応などはパナソニック コネクト時代と同じです。それに加えて、産学官連携の企画などにも取り組み、フェローのパフォーマンスとインパクトを最大化する仕事に取り組んでいます。
今はフェローをサポートしているため、テクニカルな知識も必要です。自分に足りない部分だったので、まさにチャレンジングでおもしろい仕事です。
――パナソニックで培ったスキルが現在の仕事に活きていると感じることはありますか?
経営発信を通じて身についたスキルは、間違いなく活きていると感じます。中でも一番勉強になったのは、「トップをサポートする役割としては、トップをいたずらに持ち上げることではなく、現場の声や肌感覚をきちんと伝えることも重要」という考え方です。
現場の声や感覚が経営層に届かないと、会社はだんだん浮世離れしてしまいます。トップが正しい判断を下せるように橋渡し役として現場の声を届けることを、今でも心がけています。
――素晴らしいですね。少し話は変わりますが、外に出たからこそ感じるパナソニック コネクトの魅力を教えてください。
特に長くパナソニックに勤める生え抜きの上司や個性的な先輩方が、本当に魅力的だったと思います。振り返ってみると、私はとても周囲の人に恵まれていました。
皆さん、優秀でありながら決してマイクロマネジメントはせず、信頼して任せてくれるタイプの方が多かったと感じます。当時は健全な危機感と批判意識を持った方がたくさんいらっしゃり、それが多様な個性を活かすカルチャーを作っていたのではないかと思います。
――最後に、リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。
オープンマインドで目の前の仕事を一生懸命頑張っていれば、必ずチャンスは訪れます。
その仕事が自分に合っているかどうかわからなくても、まずは手を伸ばして挑戦してみると、世界は意外と広くて退屈しないものだと私自身感じています。たとえ失敗して痛い目を見たとしても、それは人生の「ネタ」になりますから。ぜひ、そんなおもしろい仕事に出会ってほしいと思います。
――松本さん、本日はありがとうございました。それでは、また次回お会いしましょう。
※記載内容は2026年2月時点のものです
はじめは、官公庁や国際機関、業界団体といった外部機関との窓口になる渉外本部に配属されました。就職活動の時に最終面接の面接官の方から「渉外本部はどうですか?」と声をかけてもらったことがきっかけです。正直「渉外」という仕事は知りませんでしたが、外部の方とコミュニケーションできる部署はおもしろそうだと感じました。
実際、入社して体験することのすべてが初めてのことばかりで、先輩方にいろいろと教えてもらいながら仕事をしていました。
渉外の仕事は経営層とコミュニケーションをとる機会が多くあります。経営層が業界団体や官公庁に訪問する際の下準備をしたり、パナソニックとしてのスタンスを明確にするための資料を作成したり、振り返れば、その頃からトップ層のサポートをしていましたね。