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SEからヨガインストラクターへ。キャリアの転機の先に見えた、「働く人の安全と健康」
新たなステージで活躍している「パナソニック コネクト卒業生」をゲストに迎え、それぞれのキャリア観を紐解いていく「コネクトタレントコミュニティラジオ」。第8回のゲストは、吉原 希さんです。パナソニック コネクトでSEとして勤務した後、ヨガインストラクターに転身。現在は企業の社内システム部門で働く傍ら、ヨガインストラクターとしても活動する吉原さんのキャリアをたどります。
「社会に貢献したい」とパナソニック コネクトへ。技術者の姿勢から見えた「働く意味」
――まずは、2011年にパナソニック コネクト※に入社した当時のことについて教えてください。入社の決め手は何だったのでしょうか。
――入社後、SEとしてお仕事をされる中で、とくに印象的だったエピソードはありますか?
在籍期間の後半に担当した仕事が、「働く意味」を考えるきっかけがたくさんあり、印象に残っています。
画像処理、音声認識、無線技術という3つの技術を組み合わせた新しいシステムの開発と事業展開という、とても難易度が高いプロジェクトでした。お客さま先での実証実験もたくさん実施したのですが、技術者の皆さんが議論を重ねながらいろいろなことを試している姿が、とても楽しそうだったのです。高い壁を前にした時の方が、職人魂に火がつくというか。その様子を見て、「働くって、こういうことなのかもしれない」と感じました。
――当時の経験も踏まえて、「働くこと」について今はどのように感じていらっしゃいますか?
今は、「仕事は楽しくなければいけない」「自分が興味を持てなければいけない」という考え方からは少し変化しています。「できれば関心のあることに携わることができて、笑って日々を過ごせればいいな」というくらいの気持ちで、その都度チャレンジしながら過ごしています。
インタビュアーのパナソニック コネクト 鈴木さん(左)と吉原さん(右)
「企業は人なり」。働く人の安全と健康に貢献するため、ヨガインストラクターに
――次に、キャリアについて伺います。もともと思い描いていたキャリアプランや目標はありましたか?
フロントSEとしていろいろな業界で経験を積み、いつかは海外事業に関わっていけるような人材になりたいと考えていました。
また、パナソニックグループにはさまざまなバックグラウンドを持つ人や、多様な働き方をしている人が多くいます。子育てをしながら海外部門で活躍されている女性社員も近くにいたので、ロールモデルとして憧れていました。
――身近にキャリアの参考になる人がいたのですね。その後、自分のキャリアをあらためて考える機会はあったのでしょうか。
私が在籍していた時期は、いわゆる働き方改革が本格化する前だったこともあり、中には体調を崩して退職される方がいらっしゃいました。
そんな姿を見た時に、松下 幸之助さんの「企業は人なり」という言葉がふと頭をよぎったのです。そして、「自分は世の中に新しいシステムを提供することよりも、働く人々の安全と健康に興味があるのだ」と気づきました。それ以降は、「働く人の安全と健康に貢献すること」を軸にキャリアを考えています。
――「社会に貢献したい」という想いが「働く人のために」と、より具体的になっていったのですね。
そうですね。当時はあまり深く考えていなかったこともあり、「まずは一人ひとりの健康に貢献していきたい」と、ヨガインストラクターになるために退職しました。
もともとヨガ教室に通っていたのですが、インストラクターの養成講座は平日に開催されることが多かったのです。仕事との両立が難しいと感じて、思い切って決断しました。
――退職することに不安はありませんでしたか?
インストラクターの資格が取得できるまでの1年間はヨガにフルコミットしようと決めたものの、決断するまでは不安しかありませんでした。でも、信頼していた職場の先輩に、「若いうちにチャレンジしたほうがいい」「もしだめだったら戻ってくればいいよ」と言っていただいたんです。それで挑戦してみようと思えました。
――現在は、会社勤めとヨガインストラクターの「二足のわらじ」という形でお仕事されているのですね。
はい。ヨガインストラクターだけに挑戦していた時期もあるのですが、もっと広い影響力を持ちたいと感じて、個人だけではなく企業側にもアプローチできる方法を探っていく中で今の職場に出会いました。
個人と企業の両面から健康を支える喜び。チャレンジしながらたどりついた「やりがい」
――現在の会社では、どのような業務を担当されていますか?
今勤務しているのは、講習・研修会や専門家によるコンサルティングなどを通して職場の安全衛生水準の向上を支援している組織です。私は社内システム部門に所属していて、情報セキュリティや社内システムに関する業務全般を担当しています。
全国の企業で働く方の安全と健康に貢献できる組織なので、「運命の出会いだな」と思いながら働いています。
――パナソニック コネクトでの経験が活きていると感じることはありますか?
お客さま先での現場経験はもちろん、フロントSEとして学んだWeb、画像、音声、無線技術の知識はすべて役に立っています。
また、研修で教わった情報セキュリティやビジネスマナーなど、すべてが今につながっていると感じる日々です。新卒でパナソニックグループに入社できて、本当によかったと思っています。
また、仕事の進め方も知らず知らずのうちに身についていたのだと感じます。当時は意識していませんでしたが、外に出てみて初めて「自分はこのような仕事の仕方をしていたのだ」と気づくことができました。
――これまでの歩みを振り返ってみて、キャリアプランの実現度はいかがでしょうか?
退職当時にイメージしていたキャリアプランは大まかなものでしたが、現在の状況を考えてみると、思い描いていた通りになっているのではないかと思います。
企業が従業員の安全と健康を守るためのサポートができ、かつ個人に対してもセルフケアを促進するサポートができる。企業と個人の両面から支援できているという点では、まさにやりたかったことが実現できていると感じます。
さらに、退職前に憧れていた海外事業に関しても、現在の職場で少しだけ携わることができています。
――素晴らしいですね。最後に、リスナーの方へメッセージをお願いします。
私は、先のことを細かく計画して進んでいくタイプではありません。いろいろなことにチャレンジしながら自分を理解したり振り返ったりしてみたら、そこに道ができていた、という歩み方をしてきました。このスタイルもおもしろいのですが、大変なことも多いため、もっと早い段階でキャリアについて細かく考えておくことが大切だったなと思うこともあります。
10年後にどのような働き方や生活スタイルでありたいかをイメージすることで、今どのような行動をとるべきかが自然と見えてくると思います。
――吉原さん、本日はありがとうございました。それでは、また次回お会いしましょう。
※記載内容は2026年2月時点のものです
パナソニックグループに就職すれば、必ず社会に貢献できると思えたことが決め手でした。幅広い業界の企業と関わる中で、社会のさまざまなシステムを根本から支えていると感じたのです。
※当時はパナソニック システムソリューションズ ジャパンカンパニー。2022年にパナソニック コネクトに移行