RECRUIT INTERVIEW
製品開発と製造
をつなぐ
職種生産プロセス技術
中西 侑希子
2012年 新卒入社
ソフトウェア面から量産の課題を解決していく
生産プロセス技術という職種で働いています。製品を量産する際には、さまざまな課題が出てきます。それらをソフトウェア面からサポートし、円滑な量産に導くための職種といえば分かりやすいかもしれません。
2015年、20型の法人向け「4KタブレットFZ-Y1」という製品を担当した際の経験が、私を大きく成長させてくれました。製品自体に搭載するOS(オペレーティングシステム)をWindows8からWindows10へ移行していくタイミングかつ、検査ソフト開発で従来使用していたシステム環境を更新していくという大きなターニングポイントとなる時期に、機種開発と検査システムの構築を同時に行っていくという、技術的にも難易度の高い量産化推進です。試作初期段階では、OSなのか製品の不具合なのか、エラー画面が出た製品とにらめっこして、不具合の内容を紐解いていったことが記憶に残っています。設計部門や製造部門の方々と協力し、無事に量産までたどり着けたことは、いまも課題を解決する上での糧となっています。
各部門と協力し、製品を世の中へ送り出す
お客様が製品を使われる上で不具合がないよう、品質を担保していくことが私の使命です。それを実現するためには、上流工程である設計部門に対し「こういう点を解決してください」というような提言も必要ですし、製造部門に対しては、わかりやすい説明やソフトウェアをつくっていくことが重要です。急なトラブルが多い職種ではありますが、臨機応変に対応し、かつ心にゆとりを持って取り組み、正しい対処ができるように、調整可能な業務においては早めに完了させることを心掛けています。そのような積み重ねが、お客様に高品質な製品をご提供することにつながるのではないかと思います。これからもお客様の業務を止めることのない、安心して使用できる製品をつくり続けていきたいです。
各部門と手をつないで協力しながら、製品を世に送り出す仕事なので、担当した製品が新幹線の車内でビジネスパーソンのお客様に使用されている姿を見られることがやりがいにつながります。
Profile
職種生産プロセス技術
名前中西 侑希子(2012年 新卒入社)
想い
パナソニック コネクトでは、いままで以上に個人としての活躍が求められてくると思います。「社員稼業」という言葉を胸に、自身ができることを最大限に生かし、真摯に業務に取り組みます。パナソニックの製品やサービスを選択してよかったと思っていただけるように、お客様という存在をつねに見据えて、パナソニック コネクトとしての成長を大きくドライブできるよう頑張っていきたいと思います。
キャリア
新卒入社より9年間、生産プロセス技術者として「レッツノート シリーズ」の量産化推進や工程検査ソフトウェア、海外拠点の法規設定用ソフトウェアの開発、製品ソフトウェアのインストール用ツール開発等を担当しています。
社員一人ひとりに業務用のパソコン(もちろんレッツノートです!)が配布されており、私は工場勤務ですが、業務の状況に合わせリモートで働くことができます。 急なトラブルが発生した際には、メンバーや課を超えて工場全体で解決していこうというチームワークのよい職場だと感じています。
※所属・内容はインタビュー当時のものです。
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