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ここにあるのは「配慮」だけじゃない。
障がいの有無によらず「期待」され、「成長」できる私の職場

パナソニック コネクトには約190名の障がいのある社員が在籍し、それぞれの強みを活かしながら仕事に携わっています。パナソニックグループの社員が使用する、PC機器の入荷作業などを担う綿田 一仁もその1人。軽度の障がいがありながらも粘り強さを強みに働く綿田が仕事のやりがいや職場環境について語ります。

Profile

綿田 一仁

2018年にキャリア入社。PC機器の荷受け、開梱、梱包、入荷処理を担当し、日々パナソニックグループ社員のパソコンの使用環境の向上に貢献している。

PC機器の入荷〜キッティング準備〜発送業務を担い、PC使用環境の維持・向上に貢献

大阪府守口市のキッティングセンターに勤務する綿田。現在、パナソニックグループの社員が使用するPC機器の荷受け、開梱、梱包、入荷処理、キッティング準備などを担当しています。

綿田

「工場からPC機器が届いたら、まずバーコードを読み取り、入荷予定台数と合っているかを確認して先輩に報告します。続いて、それらを開梱して作業スペースに並べ、電源を入れてからキッティング作業者に引き渡し、作業が終わったPCを梱包して出荷の準備をします。毎月後半になると、多い日には1日に300台以上入荷することもあります。

午前は荷受け処理が中心で、出荷日ごとに仕分け作業を行い、それが終わるとモニターに管理番号のシールを貼るという流れです。夕方には翌日入荷予定分のファイルを作ります。キッティング作業に使うチェックシート、出荷するときに必要な送り状、シールなど必要なものを一つずつファイルに綴じてまとめていきます」

綿田と共に仕事を進めるメンバーの中には50代前後のベテラン社員もいます。経験値の高い先輩社員が多い環境の中でも臆することなく、積極的に行動する姿勢を貫いてきたと話します。

綿田

「自分の手が空いているときは、先輩に『手伝えることはありませんか?』と聞いて機器の移動や設置をしたり、キッティングが終わったものを出荷場に持って行ったりします。また、仕事をする上でわからないことがあれば、すぐに誰かに聞くのではなく、まずは自分で調べることも意識しています」

人の良いところを見つけようとする組織風土に惹かれ、入社を決意

2018年、パナソニック システムソリューションズ ジャパン(現・パナソニック コネクト)にキャリア入社した綿田。入社の経緯を次のように振り返ります。

綿田

「転職活動をしているとき、父親からの紹介でパナソニック コネクトを知りました。面接の前に、人事の方とカジュアルにお話をさせていただいていたので、とても安心感がありそれほど緊張することなく面接に臨めました。

しかし、『何かやりたいことはありますか?』と面接官から聞かれたときに、当時はうまく答えることができなくて……。それでも、私の強みを知ろうとさまざまな観点から質問をしたり、答えられるまで『ゆっくりで大丈夫ですよ』と待ってくださったり、ありのままの自分を受け止めてもらえたことで、人の良いところを見つけようとしてくれる会社だと感じました」

入社後はすぐに現場に配属され、業務をひとつずつ覚えていった綿田。当時はこんな苦労を感じたと話します。

綿田

「頭の中が整理できていない状態で行動してしまう癖があり、初めのころは作業をうまく進められませんでした。『よく考えてから行動しようね』と上司から言われるのですが、なかなか難しくて。それでも、先輩からアドバイスされたことを試したり、何度も何度も不得意なことに取り組んだりして、できることを一つひとつ増やしていきました」

また、明るい職場の雰囲気にも助けられたと言います。

綿田

「職場には冗談を言って笑い合える人たちがとても多いです。おかげで良い雰囲気の中で仕事ができています。以前は、相手に『これを伝えたい』と思ってもなかなかうまく伝えられないことが重なって、人と話す機会が少なくなってしまった時期もありました。

でも、最近は自分から声をかけていくことが大事だと思うようになり、わからないことがあれば『この作業について教えてください』と、自分から行動するようにしています」

今も心に残る「綿田さんがいてくれたおかげ」という言葉

丁寧に日々の仕事に取り組んでいる綿田ですが、以前、大きな失敗をしてしまったと話します。

綿田

「付属の部品がモニターとキーボードの間に挟まっていることに気づかずに梱包してしまい、モニターが割れてしまったことがありました。梱包時には気がつくことができず、結果的にクレームが入ってしまいました。

『次回からはしっかりと確認していこうね』と職場の方からも言われ、そのときは落ち込みましたが、それ以来、間違いやミスがないか作業中に確認することをより強く意識し、実施するようになりました」

上司や先輩から、苦言を呈されるのは責任ある仕事を任されているという証であり、周囲からの期待があってのこと。綿田にとって難易度の高い作業に直面したときも、上司や先輩からアドバイスを貰いながら少しずつ仕事の幅を広げてきました。

綿田

「たとえばPCの大量入荷が何日も続くときは、限られたスペースでスムーズに作業ができるように、配置をよく考えなければなりません。今日の分だけでなく明日、明後日の分も見越して、どう並べたら効率的に作業ができるかを決めていくことはなかなか難しいです。迷ったときは上司から『落ち着いて、よく考えてから行動しなさい』というアドバイスを意識して、どう対応するのが一番良いかをまずは自分で一度考え、工夫して動くようにしています」

障がいの特性により、複雑な指示や質問だと理解が追いつかないことがある綿田。そんなときは、職場のメンバーが気づいて、すかさずフォローしてくれると話します。

綿田

「話が長くなったり一度にいくつもの指示があったりすると、私が混乱してしまうということを上司や先輩は理解してくれています。そのため、1個ずつ簡潔に指示するなどの配慮をしてくれるので、とても助かっています。私の職場は親切で話しやすい方が多く、困ったときに相談しやすいので安心して働くことができています」

配慮はあるけれど、一人の社員として役割を任せてもらえる──そんな環境だからこそ、成長を感じることができる機会も多いと言います。

綿田

「先輩のノートパソコンのキッティング作業を手伝っていたとき、『綿田さんがいてくれたおかげで作業効率が上がった』と言ってもらったことがとても嬉しくて。毎日の仕事を通じてスキルの向上を実感することができて、非常にやりがいを感じた瞬間でした」

ITスキルを習得し、より周りに貢献できる存在へ

他の人より作業に時間がかかるなど、入社当初は苦労する場面が多かった綿田ですが、粘り強く仕事と向き合い続けること5年。今では自信を持って日々の業務に取り組んでいると語ります。

綿田

「梱包や開梱の作業は何度もやってきたので、丁寧で正確に梱包することが得意だと思えるようになりました。心を込めて作業をしたPC機器をパナソニックグループの会社に届けることで、PC使用環境の維持・向上につながり、社員の方に気持ち良く使ってもらえたらうれしいですね。

現在は、先輩からPCの初期セットアップやキッティング作業をサポートしながら進めているので、今後は自分ひとりでできるようになりたいです。そのためにITスキルの学習や資格を取得して、業務の幅を広げていきたいとも考えています」

そして、ひとりの社会人として綿田が目標とするのは、父親だと言います。

綿田

「父はまったく違う業種の会社に勤めているので仕事は異なりますが、これまで長く働き続けて家族を支えてくれました。そして、いつでも私の相談に乗ってくれます。父のように周りを支えることができる人になりたいです」

パナソニック コネクトに入社後、スキルを一つひとつ身につけてこれまで着実に成長してきた綿田。これからも日々の仕事に誠実に向き合い、挑戦を続けていきます。

※ 障がいのある社員の在籍人数は、特例子会社であるパナソニック吉備株式会社・パナソニック交野株式会社を含みます(2023年6月時点)

※ 所属・内容等は取材当時のものです

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