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スモールスタートで「やりたい」をかたちに──
副業で実現する自分らしい働き方

ソフト開発SE、事業部門の営業を経て、現在はSIとしてキャッシュレス事業販売推進を担当する小林 涼子。総括兼マネージャーとしてマネジメント業務に携わるかたわら、副業にも取り組んでいるといいます。そんな小林が、副業を始めた経緯や本業×副業の相乗効果について語ります。

Profile

小林 涼子

入社後、一貫してBtoB事業に従事。出版流通向けシステム開発、ハンドヘルド・タブレット業務端末営業を経て、現在キャッシュレス事業推進を担当。 2018年社内複業制度で人事HRTECH事業を経験。2023年4月より、東アジア文化および経済発展への寄与を主な目的とした茶業・出版業等の副業に取組中。

副業制度を活用して、趣味をもうひとつの仕事に

学生時代、書籍に関わる仕事がしたいと考えていた小林。当時、電子書籍の事業を手がけていた松下電器産業(株)に開発SEとして入社し、出版流通向けシステム開発を担当していたといいます。

小林

「キャリアチェンジを決断したのは、入社8年目のことでした。出版流通の仕事を離れることにためらいはありましたが、キャリアを考えたとき技術を極めることよりも、コミュニケーション力を活かすことを選びました。ハンドヘルド・タブレット業務用端末の販売推進を3年ほど担当した後、現在も携わるキャッシュレス事業の販売推進にSIとして関わるようになり、現在に至ります」

目の前の業務に励みながらも、新たな挑戦の機会をうかがっていたと言う小林。2018年に社内複業制度(※1)の運用開始を受け、すぐさま行動を起こし、小林は人事部門で「人事HR TECH事業」に携わりました。

※1 社内複業制度とは、所属部門に在籍しながら他部門やパナソニックグループ内の企業の業務を兼務し、自己成長の促進をめざす制度のこと

小林

「当時、マネージャーに昇格して組織運営を任されるようになり、業務効率化や仕事の進め方の改善に取り組んでいくなかでうまくいかないこともあり、解決策を模索していました。また、プライベートでは趣味で中国・台湾茶について学び始めたことで、マインドフルネスの観点から人とのつながりに興味を持つようになっていきました。

そんなときに、新しい仕組みづくりを人事が進める仲間を募集していることを知って自分の関心事とフィットすると感じ、応募を決めました。具体的には、ツールや技術を駆使して業務や組織を改善しようとするプロジェクトでした。いまでは当たり前になりましたが、自動翻訳や議事録の自動作成といったツールを比較検証するような取り組みでした」

そして2023年4月、パナソニック コネクト株式会社は副業制度(個人事業主や他社雇用での副業)をスタート。これを受け、小林はかねてより準備を進めていた副業を開始します。

小林

「日本文学を読むときは日本茶、海外文学を読むときは海外のお茶という具合に、学生のころから本とお茶のマッチングを楽しんでいましたが、もっと深く学びたいと2014年ごろから中国・台湾茶を本格的に勉強し始めていました。

趣味が高じるにつれて、中国・台湾茶を通して東洋文化の発展に貢献したいとの意欲が芽生え、ライフワークにしたいと考えるように。そこで、パナソニック コネクトで副業制度がスタートされるのとほぼ同時に上司に相談を持ちかけました」

パナソニック コネクトでは、パナソニック コネクトでの超過勤務と副業時間の合算が60時間以下で、なおかつ会社が認めた場合、個人事業主などの副業が認められます。平日の業務時間外や休日を副業に充当できるだけでなく、キャリア開発サポート勤務での週3ないしは4日勤務との併用も可能な柔軟な制度となっています。

小林

「パナソニック コネクトの重要施策『カルチャー&マインド改革』の一環として会社から情報発信されていたので、制度活用への心理的なハードルはありませんでした。ただ、本業もとても大切にしたい気持ちがありましたし、勤務日数を減らすと伝えて周囲を驚かせたくなかったので、これまで通り本業をすすめつつ、休日など業務時間外に副業に取り組むことを上司に伝えました。

本業をおろそかにしない意向を明確に説明したこともあり、周囲の反応はとても前向きなものでした」

副業を始めたことで本業の良い面を再発見。本業の知識や経験が副業に役立つ場面も

▲本人提供(副業の様子)

現在、小林は副業として茶会や講座の開催、東洋文化を発信する事業などに携わっていると話します。

小林

「週末にお茶会を主催したり、お茶に関する教養をレクチャーする講座を開いたりしています。また、それと並行して、東アジア圏の文化に関わるNPO法人の代表者と共に出版部門を立ち上げ、東洋文化を発信する書籍刊行の準備も進めているところです。

企画も人脈づくりも何もかもすべて自分でやらなくてはなりませんが、その結果、たとえばお茶会にお客様が参加してくださって楽しんでいただけると大きな達成感があります」

また、パナソニック コネクトで培った知識や経験が副業に役立つ場面もあるという小林。

小林

「入社してから7年間にわたって出版流通の仕事を担当していたので、専門用語や出版流通の仕事の流れといった業界知識を理解していることが強みになっています。

また、副業は個人としての活動ですが、組織の一員として動くときのことを念頭に置きながら、『こういうことはきちんと伝えるべき』『このレベルまで到達させないといけない』など、社会人としての当たり前がしっかりと身についていることもプラスに働いていると思います」

一方、副業を始めたことで、本業に対するポジティブな作用もあると語ります。

小林

「個人での活動とはいえ、社長のようにすべてに関して自分が意思決定しなくてはなりません。選択するのもリスクを背負うのもすべて自分。自然と経営の重要性を意識するようになり、以前に比べて決断を下すことへの抵抗もなくなりました。

会社のありがたみがわかったのも副業を始めたからこそ。個人として人とつながるためには、私が何者であってどんな価値を提供できるかを説明しなくてはなりませんが、本業ではパナソニック コネクトのブランド力のおかげで、一定の信頼を得られた状態からお客様とのコミュニケーションを始められるので何をするにも話が早いです。

また、副業では契約や経理周りのことなど、すべてひとりで対応しなくてはなりませんが、本業のほうでは社内にあらゆる領域の専門家がいて、相談すれば当たり前のように助けてくれるパナソニック コネクトの環境には感謝しかありません。

以前、うまく事が運ばないのは組織に人が多いからかもしれないと考えたこともありましたが、チームで取り組まなければ大きな成果を生み出せないことも思い知りました。副業を始めて視野が広がったことで、以前はマイナスに見えていたことがプラスに見えるようになったことが多いと感じています」

本業と副業の両立に必要なのは、プロフェッショナルとしての心構え

副業を始めたことで、本業へのエンゲージメントや充実度がかえって高まったと話す小林。本業と副業を両立するために心がけていることを語ります。

小林

「本業・副業に関係なく、取り組んでいるときはその世界観に没入してプライオリティが高くなりがちなので、仕事の優先順位や時間配分を決めておくことがとても重要です。どちらか一方に肩入れしすぎないよう意識的にコントロールするようにしています」

突発的な事態の発生時には本業を優先するのが副業制度のルール。制度を利用する上で、臨機応変な対応への備えも心がけてきたと話します。

小林

「とくに私はシステム系の仕事を担当しているので、システムトラブルが起きたときなど、週末に対応しなくてはいけないケースもあります。副業では、すべてのリスクを自分が背負わなくてはなりません。困ったときに相談できるような人脈をつくっておくなど、最低限の責任を果たせるよう、万が一のことを常に想定しておくことも大切だと思います」

自分らしい働き方ができているのは、職場の理解があってこそ。だからこそ、メンバーとのより良い関係構築にも努めているといいます。

小林

「ありがたいことに職場ではとても人に恵まれていて、何かあれば助けてくれるような方ばかり。とはいえ、環境に甘えず、自立した取組みが必要と考えています。副業制度を普及させていくためにも、本業・副業を無理なく両立させられることを身をもって示していけたらと考えています」

スモールスタートで始めよう。自分らしいキャリアを描ける環境

書籍に関わる仕事がしたくて入社した小林。出版流通の業務を離れてからも続けてこられたのは、パナソニック コネクトの職場環境に恵まれたからだと振り返ります。

小林

「スキルやキャリア形成の面で迷ったり立ち止まったりしたこともありましたが、ここまでやってこられたのは周囲に支えられたおかげ。人間関係に悩まず仕事に集中できる環境があるから、いまも続けられているのだと思います」

趣味を仕事の域にまで高め、自分らしい働き方を実現できたのもパナソニック コネクトだからこそ。副業制度、ひいては同社の魅力についてこう話します。

小林

「会社の一員である以上、自分が思い描くようなキャリアを歩めない場合もあるかもしれません。しかし、副業制度を利用することで、大きなリスクを負うことなくやりたいことに挑戦できます。すぐに生活の糧とはならなくても、まずは趣味の範疇を超えてかたちにすることをめざすのであれば、とても良い制度だと言えるのではないでしょうか。

そもそも、パナソニック コネクトには自主自立の精神が根づいていて、社員が自らキャリア開発していくことを推奨しています。やりたいことができずにもどかしい想いを抱えているより、制度を活用して本業にも副業にも前向きに取り組むほうが、会社にとっても社員にとってもプラスなはず。

仮に副業が本業になる日が来たとしても、それが社員にとって最善のキャリア選択であるなら、会社はきっと応援してくれるに違いないと信じています」

人生100年時代と言われるいま、豊かで自分らしい生き方を実現するために、小林にはかなえたい夢があります。

小林

「生活していけるだけの事業へと副業を育てていくことがいまの目標です。将来的な事業のイメージはできていますが、一足飛びにそこへ向かうつもりはありません。あくまで副業として、少しずつ機会と人の縁を広げながら、かたちにしていけたらいいですね」

自律的な働き方を体現する先駆者のひとりとして小林がめざすのは、パナソニック コネクトだからこそ、自分だからこそ実現できる未来。多様性を尊重する現代ならではのキャリアパスを、小林はこれからも果敢に歩み続けるでしょう。

※ 所属・内容等は取材当時のものです

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