社員を知る
パナソニック コネクトだからできることを。
ソリューションを創出しより便利な未来へサプライチェーン・公共サービス・生活インフラ・エンターテインメント領域に対し、BtoBソリューションを提供しているパナソニック コネクト。営業、SE、フィールドサポートと異なる領域で活躍する3人が、ソリューションビジネスの魅力、放送業界やスポーツ業界に携わる醍醐味について、語りました。
Profile
2019年新卒入社。入社後、エンジニアリング本部 フィールドサポート総括部に配属され、一般法人のお客さまのAV関連機器の保守・小口工事等を担当。スポーツ業界のお客様に対し、スタジアム設備の運用などに携わる。
Profile
新卒で都市ガス会社に入社。その後、結婚を機に転職活動をし、2017年キャリア入社。入社後は、放送局のお客様を担当。オリンピック案件やスタジオ整備など制作分野をはじめ、新社屋に向けた提案活動を行う。現在、5歳と1歳10か月のふたりの育児にも積極的に参加。
Profile
2018年新卒入社。入社後、一貫してSEとして放送局向けのスタジオサブ映像システムの設計を担当。お客様は全国の放送局、配信業者、プロダクション会社など。
会社全体で連携し、パナソニック コネクトにしかできないソリューション提供を
鈴木は営業として某放送局を担当。放送設備をはじめ幅広くソリューションを提案していると言います。
入社6年目の押野は、SEとして全国の放送局向けのスタジオサブシステムの設計を担当しています。
押野
私はスタジオサブシステムの中でも主に映像システムの設計を担当し、プロジェクトリーダー(以後、PL)として、お客さまとの仕様打ち合わせから業者への発注、納入後の初運用まで、すべての工程に携わっています。設計チームは3~4人ですが、納入時には現地で作業する構築メンバー、調整メンバー、施工メンバーと連携し、スケジュール管理もするので、他部門とやりとりする場面が少なくありません。
フィールドサポート(以後、FS)を務める村田は入社5年目。一般法人のお客さまを相手に、映像・音響システムの保守・小口工事などの業務に従事していると話します。
村田
お客さまに納入したモニター、サイネージ設備、プロジェクターなどを保守するために、工事業者の施工管理や調整を行うのが主な業務です。スタジアムの設備の場合は、試合時に機器が正常に動くかどうか現場に立会い、不具合があればその場で対応します。また、設備のリプレースや新規の機器設置などの提案活動も行っています。設備規模によって5~10人のチームで動いています。
社会貢献度の高い仕事ができる環境を求めてパナソニック コネクトへ
それぞれ異なったバックグラウンドを持つ3人ですが、同社に入社した理由は同じ。共通して「社会貢献」「社会へのインパクト」というキーワードを挙げます。
押野
学生時代は情報システム工学、情報系プログラミングを学び、社会貢献ができるようなSI系メーカーで働きたいと思っていました。野球が好きなことから、「楽天モバイルパーク宮城」の大型ビジョンやスタジアムソリューションに関わっていることを知ったことが、パナソニック コネクトに興味を持った理由です。
鈴木
私は新卒で都市ガス会社に10年務め、2017年に結婚したことを機に転職を決意しました。人生は一回きり。オリンピック・パラリンピックなど誰もが知っていることに携われる企業でチャレンジしたいという気持ちが芽生えたのが入社の理由です。先行技術を取り入れている点、社会貢献度の高さが決め手になりました。
村田
私もオリンピック・パラリンピックなど記憶に残るような仕事に関わりたくて当社に惹かれました。最終的に当社を選んだのは、サッカー観戦が好きで、ガンバ大阪のホームスタジアムである「パナソニックスタジアム吹田」に関わりたいという気持ちがあったからです。
三者三様の想いを持って入社した3人。中でも鈴木にとって、上司に言われたひと言が、ソリューション営業の原点になっていると言います。
鈴木
最初のころに従来のやり方を踏襲した営業活動を行っていたところ、「鈴木さんはどうしたいの?」と上司から問いかけられました。どうすれば受注できるかを『主体的に考えて行動しているか』という指摘でした。
そのことをきっかけに、もっと自分のオリジナリティを出し、他メーカーの状況を掴んだり、社内メンバーにどんな働きかけをすべきかを考えたりすることが重要だと気づくようになりました。この言葉は、いまも私の営業活動の原点になっています。
たとえば、いま私はKAIROS(ケイロス)というまったく新しいIPスイッチャーを提案していますが、放送局にとって新しいシステムを導入するのは簡単ではありません。お客さまの視点に立って議論しながら価値あるシステムをつくり上げていくことで、受注につなげたいと考えています。まさにそれが営業の役割。同時に、ソリューション営業の醍醐味でもあると思っています。
このKAIROSには押野も携わってきたと話します。
押野
2年前の国内初納入プロジェクトでは私がPLを務めています。KAIROSを軸としたシステムの設計に携わってきました。従来使用されているシステムとはまったく違うシステムの国内初納入事例ということもあり、お客さまの社内で操作方法を知る人はおらず、納入後も問い合わせの対応に追われましたが、無事に初運用に成功し、印象に残るプロジェクトになっています。
目に見えるかたちでのパナソニック コネクトのソリューションの社会へのお役立ち
パナソニック コネクトのソリューションビジネスの特徴として、村田と押野はサポート体制と技術の質の高さを挙げます。
村田
営業、SE、FS、施工管理と、導入からアフターまで社内で一貫して対応できるのが当社の強み。FSが行う保守業務でも、トラブル時にはすぐにSEと連携したサポートを実施することができます。
押野
パナソニック コネクトには、これまでの長い歴史の中で蓄積した幅広い分野の技術や知識、ノウハウを持っています。そのすべてを活用したソリューションを提供できるのが当社の魅力です。
また、それらソリューションが社会に貢献していることを日常生活のなかで実感できることが私のやりがいになっています。私の担当は放送システムですが、交通、物流など、あらゆる分野で当社の商材を街で見かけますから。
押野と同様、自分の仕事が目に見えることがやりがいになっていると話す村田と鈴木。
村田
私が「パナソニックスタジアム吹田」で設備の運用面の担当をしていることや、当社が「楽天モバイルパーク宮城」のスタジアムソリューションに関わっていることを知人に話すととても驚かれます。BtoBビジネスを中心に展開していますが、最終的にエンドユーザーの目に触れる仕事が多いのは当社ならではだと思います。
鈴木
押野さんたち設計チームと一緒につくり上げた放送設備を使った番組がテレビから放送されていると「この番組制作に関わっているんだなぁ」と感慨深く、大きな手ごたえを感じます。子どもたちにも「これ、パパが携わっているんだよ」と自慢しています。
また、放送設備はいまベースバンドと呼ばれる有線方式から、IPネットワークを使ったシステムを構築する流れに変わってきていて、たとえば、大阪で収録しながら同時に東京で制作するといったリモートプロダクション制作が可能になってきています。変わる放送業界の未来に関われていることにもやりがいにつながっています。
放送局以外でも、当社のお客さまは社会的影響力を持った大手企業が中心です。お客さまとまさに「コネクト」しながら、当社の先端技術によってより便利な未来の実現をめざせることは、ソリューションビジネスの最大の魅力です。
新しい知識と技術を吸収して、より良いソリューションの提供を
情熱と使命感をもって今後も営業活動に取り組みたいと熱く語る鈴木。次のように続けます。
鈴木
私は学生時代、ずっと野球に取り組んでいました。目標を達成するには、「情熱」と「使命感」が必要不可欠といまでも信じています。
当社の営業という仕事は、まさにそんな私の想いを最大限発揮できる環境。注目度の高いKAIROSやKPASの知識を深め、高い目標をもって挑むことで、自分を成長させたいと思っています。たいと思います。
仕事だけでなくプライベートも大切にしてきた鈴木。育児の経験が仕事にも活かされていると言います。
鈴木
1歳と5歳の子どもがいて私も妻もフルタイムで働いているので、わが家は保育園の送迎から寝かしつけまで、二人で連携する育児スタイルを採用しています。忙しい毎日を送る中、限られた時間内でいかにプライオリティの高い業務をこなすかを常に考えるようになり、業務効率が上がりました。
また、社員が家族との時間を大切にすることを会社も推奨してくれていて、休暇制度がとても充実しています。日焼けしているのは、昨日、家族との旅行から帰ったばかりだからなんです。
一方、押野の目標はIPシステムにも精通したSEになること。将来をこう展望します。
押野
最近、放送設備では新技術のIPシステムが増えていて、今後も新しい技術がどんどん出てくることが予想されます。知識の幅を広げていかないと付いていけなくなると思っているので、自分から積極的に情報を吸収していくつもりです。
現在取り組む新事業のKAIROSは、バージョンアップが可能なソフトウエアを使ったスイッチャーです。SEとして設計に力を入れるのはもちろん、お客さまとの打ち合わせの席や展示会で会話を重ねながら、より良いものにしていきたいですね。
入社以来、一貫してFSを担当してきた村田。これまでにない新たな価値を提供していきたいと意欲を見せます。
村田
お客さまとの関係を長く続けるために、FSとして対応の幅をさらに広げていきたいと思っています。たとえば、設備をハードとして納めるだけでなく、運用をサポートするサービスを提供するほか、簡単な設計の知識を習得してSEの機能も併せ持つFSになっていけたらと考えているところです。
新しいことを貪欲に吸収しようとする3人。共に手をたずさえ、より良いソリューションの提供というゴールに向けてこれからも前進を続けます。パナソニック コネクトにしかできないことがあると信じて。
※ 所属・内容等は取材当時のものです
鈴木
放送設備については、字幕スーパーや画面を切り替えるスイッチャーなどのスタジオサブシステムやリモートカメラやKAIROSを取り扱っています。また、新技術として顔認証システムKPAS(ケーパス)などを提案しています。
パナソニック コネクトのシステムやソリューションをいかに認知いただけるが重要なポイントとなってきます。そのためには、放送局さまのめざすべき姿にパナソニック コネクトのシステムやソリューションが刺さるように、常に情報のアンテナを張ることが求められます。
放送局さまの課題を具体化し、社内メンバーと検討しながら、解決策をどう導き出すか。社内外の舵取り役が自分の役目だと思っています。