映像制作が、自由になる。
IT/IPプラットフォーム KAIROS
概要
KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IP プラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム “KAIROS” により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。
KAIROSで⽬指す社会の姿
映像を通して、伝えたい⼈、つくる⼈、参加する⼈をつなげるソリューションIT/IPプラットフォーム”KAIROS”。
その⽬指す社会の姿や、⼀瞬の感動や興奮を伝えたい⼈のインタビュー、開発者「CONNECTer」の想いもご紹介します。
特長
新たなワークスタイルへ
機材準備や撤収作業を省力化
映像制作の現場において高度な演出を実現させるためには、人員手配・機材準備・配線作業など、多くの時間や手間、コストがかかってしまうもの。KAIROSは、従来はハードウェアで制約のあった映像制作環境をソフトウェアベースのプラットフォームに移行することで、必要なハードウェア機材を最適化し、作業を省力化。現場の生産性を向上させるだけでなく、時間やコストなどの制約を超えた自由度の高い映像演出を実現します。
場所に制約されない映像制作プロセス
高画質で優れた映像品質が求められる一方で、各現場の環境に合わせた業務の効率化と、場所に制約されないワークフローの実現も重要です。KAIROSはIPやクラウドを活用することで、ディレクターやカメラマン、スイッチャーと多くの人を「現場」に集める従来のワークフローから、撮影・編集・制作などを別拠点で分散できるワークフローに。映像品質を担保しながら、移動や作業時間を削減し、業務を効率化させます。
ワンランク上の映像表現へ
直感的なGUI操作による自由度の高い演出
従来のハードウェアスイッチャーの場合、専用機材を使用するため、ハードウェア構成を熟知したオペレーターでなければその機能を使いこなすことが出来ませんでした。KAIROSでは、従来のハードウェアとは異なりソフトウェアで制御を行うため、ハードウェア構成を意識することなく直感的に画面構成操作が可能。更に処理能力はCPU/GPUの許す限り可能なため、表現したい映像をリアルタイムに制作できます。
多様な入出力対応で、多彩な演出を
KAIROSではSDIやHDMIなどのベースバンド信号、IPパケット(ST 2110、NDI®、RTP)の入出力をサポート。映像ルーターを使用した場合と同様の多入力運用が可能です。さらに、カスタマイズ可能なマルチビューワー出力を2基備え、最大36の映像を表示可能。PTP同期に対応し、ST 2110ベースのシステムで運用できます。
映像制作の可能性を広げる
継続的な進化による機器連携や機能拡張
デジタル機器の急速な進化に伴い、映像制作現場でのシステム構築の柔軟性や映像表現に対するニーズは多岐にわたります。KAIROSでは、そのような映像制作における時代の変化や多様化するニーズに応えるため、ソフトウェアを継続的に進化させることで、連携可能な機器の拡張・機能アップによる汎用性の高いソリューションをご提供いたします。新たな機材を購入することなく、最新機能を使用することができるため、コスト削減にもつながります。
パートナーとの価値共創で、現場の「もっと使いやすく」に応える
KAIROSは、無数に広がるITエコシステムを活用し、ソフトウェアの追加によって容易に機能を拡張し、外部デバイスとの連携を可能にします。お客様の現場課題解決のため、パートナーとともにKAIROSはより進化し、最新のテクノロジーを駆使したさらなる映像制作の可能性を広げていきます。
活用シーン
KAIROSの活用シーンを業界別にご紹介いたします。
(1)スポーツイベント
・オンプレミス
低遅延・高画質な映像制作を、中継車不要のリモートプロダクションで実現。
既存の放送もKAIROS オンプレミスを使って、中継車を使用せずにリモートプロダクションで実現。今まで現場リソースや時間の制約により配信できなかった試合も、現場ワークフローの革新により、効率的な映像配信を可能にします。
・クラウドサービス
本格ライブ中継を、中継車不要のリモートプロダクションで手軽に実現。
KAIROS クラウドサービスを利用し、中継車なしで試合の実況・スイッチングなどを遠隔で行うことで、一つの拠点に集まらなくてもライブ配信が可能に。さらにスマートフォンやリモートカメラで撮影した試合のベンチ裏・ダッグアウト映像もリアルタイムに反映させることで、ファンエンゲージメントを向上させるクリエイティブなライブ演出を実現できます。
・ハイブリッド
複数拠点の同時リモート制作を可能に。ライブ配信と地上波放送の両立をより効率的に実現。
KAIROS オンプレミスとKAIROS クラウドサービスを組み合わせることで、複数拠点のリモートプロダクションが可能に。ライブ配信と地上波放送の両立で、多様な視聴環境にあわせたコンテンツを視聴者にお届けできます。また、リモートカメラを活用することで中継現場のスタッフの省力化にもつながります。
(2)企業イベント、セミナー
・クラウドサービス
ノートPCやスマートフォンを用いて、臨場感あるライブ中継をリモートプロダクションで実現。
ノートPCやスマートフォンを使い、一般のネットワーク回線のみで、手軽に二元中継による企業イベントのライブ配信が可能に。映像配信の事前準備や画作り、登壇者の発表を臨場感ある映像にするためのスイッチング操作や画面レイアウト、音声操作を1人のオペレータのみで、最小限の機材で手軽に行うことができます。
事例紹介
KAIROS オンプレミス
KAIROS クラウドサービス
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HDMI、High-Definition Multimedia Interface、およびHDMIロゴは、米国およびその他の国におけるHDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。NDI®とは、NewTek, Inc.によって開発されたIP利用における新しいライブ映像制作ワークフロー支援プロトコルです。NDI®はNewTek, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。ここでのNDI®は、High bandwidth NDI®を意味します。Wi-Fi®は、Wi-Fi Alliance®の登録商標です。本サイトに記載の会社名・ロゴ・製品名・ソフトウェア名は、各会社の商標または登録商標です。