クオール株式会社様
概要
事務所と店舗間の情報共有をHDコムの高画質・高音質で構築。
モバイル端末からのビデオ会議参加で働き方改革を実現。
導入パターン:多地点接続
導入パターン:モバイル接続
事例サマリ
課題
- TCO削減
- 教育・研修効率化
- 多地点対応
- 時間削減・判断スピード化
解決策
事務所のHDコムに「モバイル接続拡張」を導入したことで、店舗のパソコンやタブレット端末からビデオ会議への参加を実現。
導入の背景
調剤事業を中核とするクオール株式会社様は、本社を含め国内11カ所に事務所を構え、700店を超える調剤薬局店舗を展開されています。北海道から沖縄県まで事務所同士が離れているため、以前から会議に他社製のビデオ会議システムを使用されていました。しかし、長期使用による経年劣化で画質と音声が低下、故障も頻繁となったことでシステムのリプレースを検討。その際、全拠点のシステムを一斉に入れ替えることは現実的ではなかったため、段階的に行う方法を模索され、他社製のビデオ会議システムとも親和性が高く、また本体だけで親機として使用できるHDコムを試験的に本社へご導入いただきました。
導入のポイント
- 高画質
- クリアな音質
- モバイル接続
試験運用を始め、HDコムの画質と音声の良さを改めて実感されました。従来のシステムの音声は発言者の座席や話している向きによっては聞き取りづらく、会議中に聞き返すことも多々ありました。その点、HDコムは専用マイクを会議室の中央に設置するだけで発言者の音声をしっかりと集音し、独自のエコーキャンセラーが実現するノイズが少ないクリアな音質で、まるですぐ近くで話しているような臨場感があると高評価をいただきました。また、HDコムの導入検討と同時期に会議体の再構築と全店Wi-Fi展開が行われ、モバイル接続などのHDコムの特長を生かす環境が整ったこともあり、本社を含む5拠点にHDコムを導入いただきました。
導入後のメリット
改善ポイント
- 画質及び音声の向上により、事務所間のビデオ会議の質が向上。
- HDコムモバイルの利用で店舗にいながらモバイル端末で事務所との打ち合わせが可能に。
- 薬剤師の会議への参加頻度が向上し、事務所と現場間での情報共有が容易に。
以前使用していたビデオ会議システムは、離れた事務所同士の会議使用が中心でした。今回の導入にあたり、事務所のHDコムに「モバイル接続拡張」を導入したことで、店舗のパソコンやタブレット端末からビデオ会議への参加を実現。その結果、HDコムの導入で事務所間のビデオ会議の質が向上したことはもちろん、新たに事務所と店舗間のコミュニケーションツールとして活用されるようになりました。また、これまで打ち合わせの度に事務所に集まらなければならなかった店舗スタッフも、店舗にいながら事務所との打ち合わせが可能になり、特に店舗が分散している地方では、移動による拘束時間の削減、車移動における事故リスク減少など、多くのメリットをもたらしました。さらに、勤務時間がシフト制のため、参加できる機会が限られていた薬剤師の会議への参加頻度が向上し、調剤講習会への参加率アップ、医薬情報や指導方法を事務所と現場間で共有しやすくなったことは、質の高い調剤業務につながると評価されています。クオール株式会社様は2018年10月にホールディングス化を行い、さらなるの事業拡大を視野に入れています。今後はHDコムで構築した柔軟な会議体系を活用し、傘下の事業会社や新規店舗へのビデオ会議導入など、一層の活用を期待されています。
導入システム
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC2000J ×3台
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC1600J ×3台
HDコム専用カメラ GP-VD131J ×6台
HDコム専用マイク(デジタル) KX-VCA001 ×9台
液晶プロジェクター PT-MZ670J
システム概要
お客様情報
クオール株式会社 様
クオール株式会社様は、調剤事業を中核とし、1992年の創業から医療機関とマンツーマンの関係で患者さまの健康を見守る「クオール薬局」を展開しています。高齢化が進む社会環境において、かかりつけ薬剤師・薬局や健康サポート薬局機能など、変化する医療提供体制の在り方に常に向き合い、環境変化に柔軟に対応しながら、利用者の方が安心・安全・納得したヘルスケアサービスの提供に注力しています。
管理本部 情報システム部
部長 茶谷 寧 様(中)
開発グループ 主任 成田 剛 様(左)
インフラ・ヘルプグループ 向平 夏美 様(右)