株式会社オノヤ様
概要
離れた8事業所間の遠隔会議をHDコムで実現
年間約300万円の出張費削減、生産性向上に貢献
導入パターン:多地点接続
事例サマリ
課題
- TCO削減
- 時間削減・判断スピード化
- 多地点対応
- 生産性向上
解決策
8事業所にHDコムを導入したことで、高画質な映像による円滑なコミュニケーションを実現。
重要な会議での利用が可能になり、本社への移動時間を削減しました。
導入の背景
福島県須賀川市に本社を置く株式会社オノヤ様は、リフォームとインテリア、不動産を融合したワンストップサービスを実現するライフスタイル提案企業です。 福島県と宮城県の2県に合計8事業所を構えていますが、各部門のスタッフがそれぞれの事業所に配属されているため、部門の足並みを揃えるためには、離れた事業所間で集まって会議を行う必要がありました。 事業所同士が離れているため、最も離れた拠点から本社まで自動車で片道2時間以上かかることもあるため、移動時間の削減を目的に、従来からウェブ会議システムを導入されていました。 しかし、ウェブ会議では映像が粗く、音声が途切れたり、発言者の会話がかぶらないように交互に話す必要があるなど、円滑なコミュニケーションをとることが困難で、重要な会議は本社に集まって行うことが多くなっていました。 そこで、新しく質の高い遠隔会議の運用を求められ、HDコムが導入されました。
導入のポイント
- 高画質
- 広角の専用カメラ
- 運用のしやすさ
高画質を選定条件に、最初に、本社と仙台市の事業所をつないでデモを実施しました。 従来のウェブ会議システムでは会議室全体を撮影すると、誰が発言しているのかが分からなくなることもありましたが、HDコムの鮮明な映像は、発言者の特定はもちろん、表情まで読み取ることができると、高い評価をいただきました。 また、一方の事業所に20名程集まる会議を行うことが多いため、カメラの近くの席も広範囲に撮影することができる広角のHDコム専用カメラKX-VD170Jも導入の決め手となりました。 さらに日々の運用が簡単なことも重視され、テレビのリモコンと同じ感覚で気軽に起動やカメラ操作ができることや、会議では数字の確認が多いため、一つのディスプレイでは相手を映し、もう一つのディスプレイでパソコンの資料を共有して打ち合わせができる、デュアルモニターでパソコンの資料を共有しながら打ち合わせができることも、採用の大きなポイントになっています。
導入後のメリット
改善ポイント
- ほぼすべての事業所間の会議がHDコムで行われるようになり、年間約300万円の出張費を削減。
- 移動時間の大幅削減やスピーディーな意思疎通により、社員のモチベーションが向上。
- 拠点間の会議を気軽に行えることで、各事業所間のコミュニケーションを活発化。
現在10台のHDコムを導入。毎月開かれる全社会議をはじめ、地域を統括するエリアマネージャーの会議や、各店舗に配属された店長の会議、部門によっては毎週の朝礼など、様々な用途で活用されています。ほぼすべての事業所間の会議がHDコムで行われることになったことで、スタッフは会議のために本社への出張する必要がなくなり、試算すると年間約300万円の出張費削減になりました。移動時間の大幅削減や、スピーディな意思疎通ができるようになったことで、生産性だけでなく社員のモチベーションも向上したと評価をいただいています。また、拠点間の会議が気軽にできるようになり、しかも、あたかも対面で話しているような感覚でコミュニケーションができるため、各事業所の距離感も縮まったと導入の効果を実感されています。その他、本社と離れた拠点をHDコムでつないだ採用面接の実施や、つながるねっとを活用した東京拠点との会議など、HDコムの活用の幅が広がっています。
導入システム
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC1600J ×2台
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC1300J ×8台
HDコム専用カメラ KX-VD170J ×10台
HDコム専用マイク(デジタル) KX-VCA001 ×10台
システム概要
お客様情報
株式会社オノヤ 様
株式会社オノヤ様は昭和10年に創業され、地域の皆様と80年以上、住まいの新しい価値を創造し続けています。リフォーム、インテリア、不動産の相乗効果を生かして差別化をはかり、ライフスタイル提案企業として日本一を目指しています。
経営企画室 室長
インテリア事業部・営業支援課
マネージャー
物江 孝人 様