一般財団法人福岡コンベンションセンター様 福岡国際会議場
国内外からのアクセスに優れ九州とアジア・世界を結ぶ国際会議場
福岡・博多の中央ふ頭地区に展開するコンベンションゾーンを管理・運営する一般財団法人福岡コンベンションセンター様。学術文化の振興、国際交流の推進に向けて、人・物・情報が交流する空間を提供しておられます。さまざまな会議や講演会、セミナー、展示会などを開催する福岡国際会議場をはじめ、マリンメッセ福岡、福岡国際センターを展開。空港や駅、港からのアクセスも良好で、海外からの来場者も増加しています。
導入の経緯
催事の案内と観光・交通情報、万が一の安全誘導に
コンベンションゾーン3施設の中でも、中核的存在にあたるのが福岡国際会議場です。国内外からの来場者のニーズに応えるサービスを提供するべく、音響・照明調整装置や同時通訳ブースなどの設備が導入されています。催事の案内表示については、従来は電光掲示板が使用されていましたが、竣工から13年が経ち、2017年春にリプレイスを実施。特にエントランスホールの大型案内表示については、より付加価値の高い情報を提供したいと考えられた結果、視認性に優れたマルチスクリーン対応・超狭額縁液晶ディスプレイTH-55VF1HJを9台設置されました。表示内容は、催事名や部屋番号、開始時刻の一覧ほか、観光案内や交通情報など多種多様。緊急時には安全誘導の映像に切り替わるシステムも完備しています。コンベンション運営部長の末武様には「部屋数が多く、表示する文字の大きさが限られる中、この見やすさは価値がありますね。複数のディスプレイを一画面として用いる場合も、ベゼル(額縁)幅が狭いので違和感がありません。正面から入って左側、やや見上げる位置に設置してありますが、斜め方向からでも問題なく判読でき、ガラスを通した太陽光や照明の映り込みも全く気になりません」とご満足いただいております。
システムの紹介
視認性の高さが来場者のスムーズな移動を促進
1階のエントランスゾーンから順に多目的ホールゾーン、メインホールゾーン、中・小会議室ゾーン、5階の国際会議室ゾーンまで、福岡国際会議場の各階に設置されているのが液晶ディスプレイTH-55SF1HJです。わかりやすいフロアマップと共に当日の催事一覧が表示され、来場者の現在地と目的地を明確に表示。タッチパネルを装着させたことで、画面上の催事に触れると該当会場が点灯してスムーズな移動をサポートする仕組みです。各部屋の前には、催事確認用に液晶ディスプレイTH-32EF1Jを導入。鮮明な表示で離れた位置からでも見やすく、また頭上に設置することで大勢の来場者が詰めかけても同時に閲覧可能です。
ネットワークの構築で、手厚い情報サービスの提供と管理の手間の軽減を両立
今回のリプレイスでは、映像配信管理サーバーやコントローラーも数多く導入されており、各階に目的別に配置された各ディスプレイをネットワーク化。映像コンテンツの配信については管理事務所のパソコンで一括管理が可能で、福岡コンベンションセンター様の「来場者に手厚い情報サービスを実施しながらも、手間や負担は増やしたくない」との要望を満たしています。福岡国際会議場、マリンメッセ福岡、福岡国際センターといった3施設の予約管理システムとも連動しており「ディスプレイ用に催事情報を入力する手間が省けるのも有り難いですね」との声も聞かれました。設備を導入した光IDソリューションLinkRayについては、コンベンションゾーンを含むウォーターフロント地区が発展していく中で、ぜひ有効活用していきたいとの展望をお聞かせいただきました。
システム構成図
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