小松印刷株式会社様
概要
全国14拠点をつながるねっとで多地点運用。印刷業界に広がる効果的なHDコムの活用。
導入パターン:多地点接続
事例サマリ
課題
- 生産性向上
解決策
全国の担当者の顔を見ながら会話ができ、関連会社との打ち合わせもHDコムで行うため、連携も速やかになり生産品質・効率がアップに貢献。
導入の背景
全国に6ヵ所の生産拠点と11ヵ所の営業拠点を展開される小松印刷株式会社様。お客様から印刷の注文に対し、納品先の最寄りの生産拠点にデータを送ることで納品までの時間短縮を図るといったデータ転送システムを導入しています。そんな折、小松社長が印刷業者同士の会合でHDコムの紹介を受けました。社内の拠点間のコミュニケーションツールとして活用できるのではないかと感じ、早速デモを要請しました。社内で機材を持ち込みデモを行い、その鮮明な映像とクリアな音声によるスムーズなやりとりを実際にご覧いただくことで、社長をはじめ関係者から高い評価をいただき、導入いただけることになりました。現在は工場間での技術課題を共有するための「稼動会議」をメインに、「役員会」、「営業会議」、「部署長会議」、「品質委員会」、「工程会議」など、様々な重要会議にご利用いただいています。
導入のポイント
- 回線コスト
- 接続の容易性
【全国14拠点をつながるねっとで接続】
HDコムを14の複数拠点に導入し、運用しています。接続はインターネット回線を利用した「つながるねっとサービス」を使うことで、回線コストを抑えることができます。社内LANから独立しているため、社外との接続も容易で、そのため14拠点中3社の関係会社様とも接続されています。
【ご評価いただいたポイント:活用の可能性の広がり】
今回のデモでHDコムは、全国に広がる営業拠点をより強力で密につなぐコミュニケーションツールとして、期待と可能性を大いに評価いただきました。印刷業界でも一歩先行く取り組みとして好事例となり、今後は業界全体にネットワークが広がることも期待されています。
導入後のメリット
改善ポイント
- 全国の担当者の顔を見ながら会話ができるためコミュニケーション力が向上。
- 関連会社との打ち合わせもHDコムで行うため、連携も速やかになり生産品質・効率がアップに貢献。
- お客様のニーズへ柔軟に対応するためのシステムの構築を実現。
生産拠点にいる工場の技術者やオペレーターは、社外に出張する機会があまりありません。そのため、別工場の担当者とは電話でのやりとりのみで声しか聞いたことがない状況が長い間続いていました。しかし、HDコムの導入後は全国の担当者の顔を見ながら会話ができるため、今まで以上に親近感が湧き、リラックスして会話に集中できるようになりました。そのため会話も活発になり、本質に迫った話ができるようになりました。また、HDコムを導入している関連社外との打合せが発生した場合でも相手先に出向くことなく行えるため、社外との連携が速やかに行うことができます。これらの効果により、小松印刷株式会社様の強みである生産品質・効率がさらにアップし、一層お客様のニーズへ柔軟に対応するためのシステムが構築できました。
導入システム
- HD映像コミュニケーションユニット KX-VC500×14台
- 専用マイク(デジタル)
- デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V100M-S×14台
- プラズマテレビ(VIERA)322インチ×10台
- プラズマテレビ(VIERA)42インチ×3台
- プラズマテレビ(VIERA)46インチ×1台
システム概要
お客様情報
小松印刷株式会社 様
香川県高松市に本社を置く小松印刷株式会社様では、パンフレットやチラシ、ポスター、POPなどの印刷物に加え、ホームページや各種広告なども手がけています。その品質はもちろん「短納期」「低価格」にて高い顧客満足を獲得。他社に先駆けて構築されたデータ転送システムにより、納品先に一番近い工場へ印刷データが即時送られ、直ちに出力・印刷を行う即納体制が確立されています。
工程管理課 主任 前田 竜次 様