関西大学初等部様
概要
リアルな映像と音声で理解を深める遠隔国際交流授業で、子どもたちのコミュニケーション能力向上を推進。
導入パターン:2地点接続
導入パターン:海外拠点との接続
事例サマリ
課題
- 教育・研修効率化
解決策
お互いに顔を見ながらの会話で生徒のモチベーションが大幅に向上。更に、海外とやり取りしていることを感じさせない高画質・高音声で英語力の定着に効果を発揮。
導入の背景
関西大学初等部様は、2010年高槻新キャンパスにて設立された関西大学初の小学校で、子供たちの学びを通して国際理解力=異文化交流によるコミュニケーション力向上のための交流学習プログラムの導入を検討されていました。以前、ハワイとの交流授業をテレビ電話を使用して行いましたが、映像が粗く相手の顔や表情がわからなかったり、音質も悪くて遅延が激しいため、英語学習で最も重要な「発音」が聞き取れないという課題がありました。さらに、回線が頻繁に切れるため授業が成り立たないこともあり、それらを解決するため替わりになるシステムを探されていました。そんなとき、パナソニックセンター大阪でHD映像コミュニケーションシステムのデモをご覧いただく機会があり「相手がすぐそこにいるかのような臨場感」に感銘を受け、具体的な導入検討に至りました。
導入のポイント
- 高画質
- 高音質
- 臨場感
- 容易な操作性
- 接続の速さ
従来のTV会議システムと比較して、格段に優れた臨場感(画質+音声+低遅延)が体験できる高品質がポイントです。実際に使用・操作する現場の先生からは、接続毎にログインするなど面倒な操作が不要で「パッとすぐにつながる」から簡単で使いやすいとの声をいただいております。さらに、授業開始時に相手にコールするだけでつながるので、その点も大変便利と高評価です。機材設定でもたつくと生徒のモチベーションも下がるため、高品質はもちろん、接続開始や離脱時の操作性も重視されています。
導入後のメリット
改善ポイント
- お互いに顔を見ながらの会話で生徒のモチベーションが大幅に向上。
- 海外とやり取りしていることを感じさせない高画質・高音声を実現。
- 配信用システム「コンテンツマイスター」を活用し、英語力の定着に効果を発揮。
リアルタイムで海外の生徒とお互いに顔を見ながら会話をすることにより、生徒のモチベーションが大幅に向上。英語のみではなく異文化への興味や理解が、書籍やパッケージメディアの映像を見るのに比べ、格段に違うとのコメントを頂いております。特に英語の授業では、発音も含めて相手の声がクリアーに聞こえることが重要で、小学生のコミュニケーションではジェスチャーを交えて表現したり、顔の表情を見ながら相手の感情を読み取ったりすることも必要です。その点でもHD映像コミュニケーションシステムは、海外とやり取りしていることを感じさせない高画質、高音声で、満足頂いております。また、接続して行う交流授業の後、すぐに振り返りを行うため、動画収録、配信用システム「コンテンツマイスター」を活用。英語力の定着に効果を発揮しています。
導入システム
- HD映像コミュニケーションユニット KX-VC500
- デジタルビデオカメラ HDC-TM700
- メモリーカードカメラレコーダー AG-HMC45
- コンテンツマイスター
システム概要
お客様情報
関西大学初等部 様
関西大学の教育理念である「学の実化」の考えに基づき、12年間の一貫教育を同一キャンパスで実践し、高い倫理観と品格を持った、たくましく、しなやかな「高い人間力」のある人材を育成する初等部様。今回は遠隔国際交流授業支援システムのモデル校として、オーストラリア Cromer校とともに協力頂いております。小学校4年生の英語の授業(週2回、月・木)では、45分間の授業のうち始めの15分間をHD映像コミュニケーションシステムで接続し、相手先とリアルタイムで会話を行っています。
教諭 小学校英語教育担当
梅本 様