株式会社石本建築事務所様

HD映像コミュニケーションシステム
ビデオ会議システムを導入することで参加者数が大幅に増加。実際の図面を指で示し、対面で話しているのと同じ感覚で「空間の共有」を実現しました。

概要

HDコムだからできる離れた支社との「空間の共有」。
出張回数減でも専門スタッフ間の連携と理解度はUP。

導入パターン:多地点接続

写真:詳細な建築図面を見ながら専門チームで遠隔打ち合わせ
詳細な建築図面を見ながら専門チームで遠隔打ち合わせ
写真:システムスタンドに設置されたKX-VC500
システムスタンドに設置されたKX-VC500
写真:集音性の高いバウンダリーマイク
集音性の高いバウンダリーマイク
写真:大阪支所と接続している様子
大阪支所と接続している様子

事例サマリ

課題

  • 時間削減・判断スピード化
  • 教育・研修効率化
  • TCO削減

解決策

出張回数が月数回から2~3ヶ月に1回に減少し、負担軽減を実現。また、対面で話しているのと同じ感覚で会話が出来るため業務効率化に貢献。


導入の背景

建築設計は、意匠・構造・機械設備・電気設備等、数多くの専門スタッフが連携して専門性が高い細かな部分まで理解しながら進める必要があります。また、建築・設計事務所の業界では、数年前から構造設計に対する徹底したチェック体制が求められており、株式会社 石本建築事務所様も例外ではなく、品質管理を徹底するため構造設計の内部チェックを強化されています。東京を中心とする構造設計部門では、とくに社内打ち合わせによる支社への出張回数も増加してしまい、設計者の負担軽減と業務効率化が経営課題となっていました。そこで、企画総務部門ではこの課題を解決するため、他社のウェブ会議を導入されました。しかしながら「設定や操作が煩雑で手軽に使えない」、「ライセンス契約でアカウント管理が面倒」、「資料を示しながら会話をするのに画質がついていかない」などの理由で社内に普及せず、課題解決には至りませんでした。


導入のポイント

  • 容易な操作性
  • サポート体制
  • 臨場感

課題解決にあたり、企画総務部門でビデオ会議システムの比較検討と絞り込みを行った上で実際のデモを体験してHDコムを採用いただきました。パナソニックならプラズマディスプレイ、カメラも含め全て自社製品で揃えることができ、オールインワンで保守も含めて任せられることも決め手でした。さらに、リモコンやGUIがビエラと似ており、操作が簡単で分かりやすい点も評価いただきました。用途としてはパソコンで表示する建築図面の共有や、メインカメラで図面の該当部分を指さしながらの打ち合わせ、さらにデザイン検討会議で模型を見せながらの打ち合わせでなどです。現物を見ながら対面で話をするのと同じ感覚で確認ができるため、話をしていても違和感がないとの感想をいただいております。


導入後のメリット

改善ポイント

  1. 出張回数が月数回から2~3ヶ月に1回に減少
  2. HDコムの会議では参加者が大幅に増加したことで共通理解度も向上
  3. 対面で話しているのと同じ感覚で会話が出来るため「空間の共有」をしている感覚での使用が可能に。

課題だった支社への出張が、月数回から2~3ヶ月に1回に減少。出張だと人数が限られてしまうところを、HDコムの会議であれば複数人が出席できるため、参加者数が大幅に増加しました。従来のウェブ会議での個人中心の打ち合わせから、複数人が参加できる会議が増えたことで関係者の共通理解度も向上し、業務効率化に貢献しています。また導入後は、各種専門的な研修が増加し、利用している多数の建築士からは、実際の図面を指で示し、対面で話しているのと同じ感覚で会話が出来るため、まさに「空間の共有」をしている感覚との声をいただいております。今後は海外の支店とのやり取りにも活用していきたいとのことです。


導入システム

  • HD映像コミュニケーションユニット KX-VC500 ×5台
  • デジタルビデオカメラ HDC-TM350 ×5台
  • 50インチ プラズマディスプレイ

システム概要

システム概要図

お客様情報

株式会社 石本建築事務所 様


東京に本社を置き1927年の設立以来、80年以上の歴史と信頼を誇る大手組織設計事務所様。建築設計にかかわる300人ものプロを擁する専門家集団で、有名施設の実績も数多く、各種公共施設、病院、商業施設や都市再開発のプロジェクトも手掛けます。東京本社と8拠点の国内支社・事務所に加え、海外 (アメリカ、イタリア)にも拠点を構えます。

写真:株式会社 石本建築事務所外観
写真:株式会社 石本建築事務所 企画総務 次長 山本 様
株式会社 石本建築事務所
企画総務 次長
山本 様