フタムラ化学株式会社様
概要
HDコムへの入れ替えでより円滑なビデオ会議に
本体だけで最大24の多地点接続を実現。
導入パターン:多地点接続
導入パターン:モバイル接続
事例サマリ
課題
- 多地点対応
- 生産性向上
解決策
他社製ビデオ会議システムをHDコムに入れ替え。臨場感のある映像とクリアな音声で円滑なコミュニケーションに貢献。また、本体だけで最大24の多地点接続が可能なKX-VC2000Jの導入により、高価なMCUを使用せずコストを抑えた多地点ビデオ会議を実現。
導入の背景
総合化学メーカーであるフタムラ化学株式会社様は愛知県名古屋市に本社を構え、全国に14拠点展開されています。その離れた拠点間や関連会社との定例会議など、出張費や移動時間の軽減のために、数年前から他社製のビデオ会議システムを活用されていました。しかし近年、長期間の使用による経年劣化に加え、映像・音声の品質に対する不満の声も聞こえるようになっていました。また、製造から販売までを一貫して手がける業態のため、本社と支店間はもちろん、営業所や工場、開発センター、関連会社をつないだ多拠点コミュニケーションが必須で、これまでは他社製のMCU(多地点接続装置)を使用していました。このシステムも同様に老朽化しており、入れ替えが検討されていましたが、想定以上にかかるコストが課題になっていました。そのような状況下で、MCUを使わずに本体だけで多地点会議が可能であるHDコムに興味をもっていただきました。
導入のポイント
- 臨場感のある映像
- クリアな音声
- モバイルとの接続
従来のビデオ会議では映像が乱れたり、小さい声がノイズとしてカットされ発言が伝わらないなど、会議の進行を妨げてしまうことが頻繁にありました。多数の拠点が参加する会議を円滑におこなうためにはこのビデオ会議の品質向上が必須でした。そのため実際にHDコムを体験され、乱れのない臨場感のある映像とクリアな音声は、まるで同じ部屋で会議をしているように、自然な発言ができると高い評価をいただきました。また、出張中や取引先、海外拠点からでもモバイル端末を使い、簡単な操作でビデオ会議に参加できることも選定の決め手になりました。これまでもモバイル端末での参加は可能でしたが、操作や接続手順が煩雑で、通信も不安定でした。HDコムは、専用アプリケーション「HDコムモバイル」で簡単に安定した会議参加が可能なため、国内外のさまざまなシーンでビデオ会議を活用できると判断され、導入となりました。
導入後のメリット
改善ポイント
- 高価なMCUを使わず、コストを抑えた多地点ビデオ会議を実現。
- 海外拠点との打ち合わせも顔を見ながらスムーズな意思の疎通が可能に。
- ビデオ会議の浸透で社内の連携が高まることに大きく期待されています。
本社のサーバールームに設置されたKX-VC2000Jは本体だけで24地点会議を行うことができます。常時親機として活用することで、高価なMCUを使用することなく、コストを抑えた多地点ビデオ会議を実現しています。また、「HDコムモバイル」を海外で使うことで、これまでは電話で行われていた海外拠点との会議や打ち合わせも、顔を見ながらスムーズに意思の疎通ができるようになりました。高品質でフレキシブルなHDコムは、毎日の会議や打ち合わせに使用され、社員間のコミュニケーションにはなくてはならないツールとなっています。今後は、一層のビデオ会議の浸透で社内の連携が高まることを大きく期待されています。
導入システム
HD 映像コミュニケーションユニット KX-VC2000J×1台
HD 映像コミュニケーションユニット KX-VC1600J ×3台
HD 映像コミュニケーションユニット KX-VC1300J ×1台
HDコム専用マイク(デジタル) KX-VCA001 ×4台
HDコム専用カメラ GP-VD131J ×4台
システム概要
お客様情報
フタムラ化学株式会社 様
フタムラ化学様は昭和25年に設立。「常により良いものを造るように研究努力し、製品を通じて国家社会のお役に立つ。」ことを社是として掲げ、活性炭、セルロース、プラスチックフィルム、フェノール積層板等、事業範囲を拡大し、現在に至ります。食品包装用プラスチックフィルムのトップメーカーとして衛生管理に積極的に取り組み、「安全な品質で、安心して使用されるものを、安定的に」供給することを使命としています。
業務部情報システムグループ
グループリーダー 大橋 和成 様(右)
係長 伊藤 義高 様(左)