あいち腰痛オペクリニック様
概要
本院と分院の間で専門性の高い症例を多数共有。高い技術を提供する医療現場でHDコムが欠かせない存在に。
導入パターン:2地点接続
事例サマリ
課題
- 教育・研修効率化
解決策
離れた場所にいる人の小さな声までしっかり集音し、内容の濃い議論が可能に。また、高精細画像の高速切り替えにも対応し、ノウハウ共有・専門性向上に貢献。
導入の背景
あいち腰痛オペクリニック様は専門性の高い腰痛手術を行うことで有名な病院です。内視鏡を用いた専門性の高い手術を実施するためには、多数の症例を経験することが必須です。専門医は外来の診療が終了後、毎日会議室に集まり、患者様の画像(CT、MRI、レントゲン)を見ながら治療法の意見交換を実施しています。2012年4月には東京に分院を設立されたため、愛知の本院と東京との間での症例・治療法の共有が急務となっていました。以前は愛知-東京間の情報共有の手段として、医療画像のデータCDを作成して送付していましたが、迅速さに欠けたことでWeb会議システムを使用。しかし、画像・音声の遅延や離れた人の声が拾えないなどの理由でカンファレンスが思うように進まず、どの方法も課題の解決には至りませんでした。そのため、高画質・高音質・遅延の少ないシステムを探されていました。
導入のポイント
- 高画質
- 高音質
- 技術力
とにかく画質・音質の良いシステムを探されていたため、高解像度、高音質での通信が最大のポイントとなりました。「HDコムの音声は非常に良く、会議室の離れた人の声までしっかりと拾ってくれる」とのコメントを頂きました。また、症例確認用の画像については、CT(骨・関節の多断面画像や3D画像)MRI(神経、椎間板等の多断面画像)レントゲン(背骨の質、傾き歪み)の膨大な静止画を複数同時に確認・判断する必要があります。そのため、PACS (医療用画像管理システム)画像を2つのモニターに出力しながら双方向で共有したいとの要望がありました。これに対し、スイッチャーに接続して切り替え可能なシステムの構築を粘り強く検証・ご提案することで実現。高い技術力にも評価を頂きました。
導入後のメリット
改善ポイント
- 離れた場所にいる人の小さな声までしっかり集音し内容の濃い議論が可能に。
- 画像の高速切り替えにも対応した高いレスポンスを実現。
- ノウハウ共有・専門性向上のためHDコムがなくてはならないものに。
愛知-東京を接続したカンファレンスをスムーズに実施できるようになり、内容の濃い議論が可能になりました。特に重要視されていた音声は、離れた場所にいる人の小さな声までしっかり集音できるので、議論に集中できるようになりました。また、CTやMRIの画像の切り替えについても、動画のように見えるほど高速で画像を切り替えるため高いレスポンスを要求されますが、画質についても満足いただいております。このようにリアルタイムで画像を見ながら白熱した議論が交わされるようになり、あいち腰痛オペクリニック様ではノウハウ共有・専門性向上のために、HDコムがなくてはならないツールとなっています。
導入システム
- KX-VCPA600 ×2台
専用カメラ
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC600
専用マイク(デジタル)
- KX-VCPA300 ×2台
専用カメラ
HD映像コミュニケーションユニット KX-VC300
専用マイク(アナログ)
システム概要
お客様情報
あいち腰痛オペクリニック 様
東京腰痛クリニック 様
腰痛の内視鏡治療で有名なクリニック様。本院が愛知県にあり、2012年4月には東京・銀座に分院を開設。腰痛治療に特化し、脊椎ドックによる診断と最少侵襲脊椎手術(専門度が高く国内では実施できる医療機関が少ない)により、オンリーワンの医療を提供されています。
理事長兼院長 伊藤 不二夫 様